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おすすめインテリア:interiorインテリア通信 「メゾン・エ・オブジェ報告@」
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9月6日〜10日までの5日間、パリで開催されたインテリアと雑貨の国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」に行ってきました。今回から3回にわたり、撮ってきたたくさんの写真とともに、パリの風を皆さんにお届けしたいと思います。

写真1
メゾン・エ・オブジェについて

年2回、パリで開催されるインテリアと雑貨の国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」は今年で19年目となります。イタリアの「ミラノ・サローネ」、ロンドンの「100%デザイン」などと並んで、インテリアやプロダクトの分野では規模の大きさやデザイン発信力の高さで注目されている見本市です。先端的なデザインを見せるミラノ・サローネと比較すると、メゾン・エ・オブジェは実際の需要に即した提案が展開され、フランス的ライフスタイルやデザイン感覚をうかがうことができます。

フランス的ラグジュアリーコーディネート

広い見本市会場、たくさんの展示の中から、 (独断と偏見ではありますが)これはフランス的だなと感じた、軽やかでおしゃれなコーディネートをご紹介したいと思います。
最初の例はダイニングとリビングの組み合わせです(写真@)。低い家具でまとめたリビングはリラックスした雰囲気に対して、ダイニングはストライプの椅子と黒の照明をアクセントに全体を引き締めています。肩ひじ張らないさりげない構成で、フレッシュなくつろぎ感を作り出しています。

 
写真1
 

次の例はもう少し大人の雰囲気のシックなコーディネートです(写真A)。シンプルなデザインのソファやテーブル、照明器具などどれも特別感はないのに、このおしゃれな感じはどこから来るのでしょう。ヴォリュームのあるグリーンをわざと照明を外してシルエットで見せるなど、光の使い方はとても巧みですね。

 
写真2
 

その他にも黒を軽やかにカジュアルに使った例(写真B)や、アートの素敵な使い方(写真D)。思わず違いを感じてしまったのがウッディなインテリアの例(写真C)です。インパクトのある古材を壁一面に張りながら、おしゃれなソファや照明で都会的なスペースに仕立て上げています。

 
写真2
 
写真5
カジュアルなコーディネート
 
皆さんはフランスと言えばカントリーライクなコーディネートを期待されるでしょうか。今は注目されるトレンドではないと認識していた通り、今回の会場でも展示は少なかったです。写真Eのようなナチュラルカラーのものは特に少ないように感じました。   写真6
 
それではカントリーに代わる楽しくてカジュアルなスタイルは何でしょう。目立ったのはエスニックな気分を取り入れたリゾート風のコーディネートです。アフリカ、インド、バリ島、タイ、そして日本などのモチーフを取り込んでエキゾチックなイメージを楽しむコーディネートも、アク抜きされたフランス的な洗練を感じました。
 
写真7
 
写真2
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次回も、「メゾン・エ・オブジェ」についてご紹介します。お楽しみに!
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