「風と光のデザイン その1」では、風と光を上手に取り入れる事で快適で省エネルギーな生活を追及できる住宅についてご紹介しました。 今回は、我々「おうち*くらぶ」が考えた具体的な住宅について話をすすめていきます。 |
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今年2008年は、G8サミットが日本の洞爺湖で開かれ、環境問題が大きなテーマで議論されるそうです。 今、住宅にも省エネルギー性が求められています。 まずは、風のお話から・・・・・ |
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■風を利用して「快適に」「省エネ」で暮らす この新しい住宅では、気密・断熱はしっかり、窓の大きさ、位置、形などに工夫を凝らしながら、春や秋は気持ちの良い風を出来るだけとり入れたり、夏の涼をとることによって、より快適な生活ができること、そして、さらに省エネで生活できるよう計画したものです。 |
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1階の窓について紹介します。 |
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さらに、この住宅の大きな特長として一工夫をしたバルコニー、グレーチングバルコニー【写真9】を使っています。 1階のリビングへの通風・採光を遮らず、バルコニー床や光が抜けるような計画をしています。 バルコニーを通して光が差し込んでいる様子が【写真10、11】からわかります。 |
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このグレーチングバルコニーを通した光が1階のリビングに差し込んでいる様子がわかると思います【写真12】。 この部分は通常のバルコニーでは影になってしまうところです。 心地よい光が差し込むことで快適性を向上するのはもちろんですが、 少しでも照明を照らす時間を減らして省エネをしようというものです。 |
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下の図は、こういった考えを取り入れて計画した実際の住まいで、風の流れを実際にシュミレーションをしたものです。各部屋を風が流れている様子がわかると思います。 ある一定の条件を与えてシュミレーションしたもので、地域や時期によっていろいろと変化します。 |
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