収納では、いつも頭を悩ませてしまう方も多いのではないでしょうか。 |
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見せる収納といっても、全て見せていい、というわけではありません。 |
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見えた方が使いやすいものの代表格に書棚があります。辞書や地図、画集や写真集など表装の美しいもの、あるいはお料理等のノウハウ本だったり、小説でも繰り返し読むものは背表紙が見えた方が一目瞭然で使いやすいものです。 |
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書棚と一言でいっても棚の作り方等で印象が異なります。 |
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【写真2】は、壁一面に書棚を造り付けた例です。使っている人が長い年月をかけて集めた本が収納されているのがわかるような空間になっています。 |
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【写真3】は、様々な本が並んでいるため、背表紙の色や大きさもまちまちですが、それがかえって味のある空間を作っています。 | |||
【写真4】は、壁の棚の高さを変えている例です。棚の取り付け方が一本調子ではないので、壁面にリズムがありますね。 |
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これまでは、全て壁に造り付けた書棚でしたが、【写真5】は家具としての書棚です。クラッシックなフォルムの家具の扉を開けて、あえて中を見せるような形で部屋のコーナーに置かれています。パーソナルチェア等を配し、ちょっとした読書コーナーとなっています。またそこには食器を飾ることで、ホッとするスペースになっています。側にあるグリーンやスタンドもとても効果的です。 |
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いかがですか? |
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キッチンも、物があふれ、乱雑になりがちな場所ですが、工夫次第で意外なディスプレイ空間になります。 |
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【写真8・9】は、調理道具を飾ってしまった例です。 |
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物を見せるということは、見ていて落ち着いたり、楽しかったり、美しかったりという要素をもたせることがとても大切です。 |
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【写真10・11】は、それぞれ玄関とリビングで見せる部分と隠す部分を作った収納の例です。この見せる部分にお気に入りの物を置いたり、ちょっとした工夫をすることで、インテリアにスパイスがきいてきます。 |
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みなさんも、まずはほんの小さなスペースからでも、ちょっとだけ気を遣った見せる収納にチャレンジしてみませんか? | |||
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