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おすすめインテリア:interiorインテリア通信「見せる収納」
  研究所スタッフ  インテリアコーディネーター カナ

収納では、いつも頭を悩ませてしまう方も多いのではないでしょうか。

ほとんどの物は隠しておくことが普通ですが、中には見えていいものだったり、あえて見せた方がいい物もあります。

今回はそんな収納の仕方の例をみていきましょう。

イメージ写真
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見せる収納といっても、全て見せていい、というわけではありません。
物が見える場合には、人に与える印象に気を配る必要があります。
また、機能的に隠してしまっては使いづらいものもあります。

見せる書棚

見えた方が使いやすいものの代表格に書棚があります。辞書や地図、画集や写真集など表装の美しいもの、あるいはお料理等のノウハウ本だったり、小説でも繰り返し読むものは背表紙が見えた方が一目瞭然で使いやすいものです。

 

書棚と一言でいっても棚の作り方等で印象が異なります。
いくつかの書棚の例をご紹介します。

【写真1】は、窓をはさんだ左右対象のスペースに書棚をあつらえていますが、リビングにいい変化を与えています。
本と一緒にお気に入りの壷やオブジェを飾ってインテリアのアクセントとしています。

 
写真1
 

【写真2】は、壁一面に書棚を造り付けた例です。使っている人が長い年月をかけて集めた本が収納されているのがわかるような空間になっています。

 
写真2
 
【写真3】は、様々な本が並んでいるため、背表紙の色や大きさもまちまちですが、それがかえって味のある空間を作っています。
 
写真3
 

【写真4】は、壁の棚の高さを変えている例です。棚の取り付け方が一本調子ではないので、壁面にリズムがありますね。

 
写真4
 

これまでは、全て壁に造り付けた書棚でしたが、【写真5】は家具としての書棚です。クラッシックなフォルムの家具の扉を開けて、あえて中を見せるような形で部屋のコーナーに置かれています。パーソナルチェア等を配し、ちょっとした読書コーナーとなっています。またそこには食器を飾ることで、ホッとするスペースになっています。側にあるグリーンやスタンドもとても効果的です。

 
写真5
 

いかがですか?
一言に書棚といっても、その設え方によって様々な表情が出せることがおわかりいただけたでしょうか?

ここでひとつ注意点です。本は集まるととても重量がかさみます。間口が広い本棚に本をびっしり入れると軽くt(トン)という重さになります。本棚を設置されるところは壁や床に補強があった方が安心です。

 
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キッチンのディスプレイ

キッチンも、物があふれ、乱雑になりがちな場所ですが、工夫次第で意外なディスプレイ空間になります。

まず食器です。どちらの家庭にもお気に入りの食器等あると思いますが、食器をディスプレイのように並べた例が【写真6・7】です。
これは、アメリカの家庭の例ですが、日本のように地震が多い国ですと、その対策が必要ですが、普段使いの食器も並べて見せてしまうのもひとつの例です。こうしておくと、気のおけないお友達を招待した時に各自好きなグラスをとっていただいてもいいかもしれませんね。

写真6 写真7
 

【写真8・9】は、調理道具を飾ってしまった例です。
ケーキ型やかご・ざるなどは形がまちまちで、ボリュームもあり、しまうとなると場所が難しいものです。でもその形の楽しさを逆手にとって思い切って飾ってしまう。こういった飾り方は楽しいですし、機能も兼ねています。【写真9】は、調理器具を1カ所に集めて置いてありますが、楽しいスペースになっています。

 
写真8 写真9
 
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見せる部分と隠す部分
 

物を見せるということは、見ていて落ち着いたり、楽しかったり、美しかったりという要素をもたせることがとても大切です。
ですが、全てに神経を行き渡らせて飾っておくことは、なかなかできるものではありません。でもどこか一隅でもそんなコーナーができると、インテリアにもメリハリがでるのではないしょうか。

 

【写真10・11】は、それぞれ玄関とリビングで見せる部分と隠す部分を作った収納の例です。この見せる部分にお気に入りの物を置いたり、ちょっとした工夫をすることで、インテリアにスパイスがきいてきます。

 
写真10
 
写真11
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みなさんも、まずはほんの小さなスペースからでも、ちょっとだけ気を遣った見せる収納にチャレンジしてみませんか?
 
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