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おすすめインテリア:interiorインテリア通信 「ラグ@」
スタッフ  インテリアコーディネーター カナ

今回と次回は、インテリアコーディネートのアクセントとして欠かせない「ラグ」をご紹介します。

写真1
近年、住宅では床をカーペットで敷き詰めることは少なくなり、フローリングが主流になってきています。それだけにアクセントとして「ラグ」を使用することが増えてきているように思います。
例えば、ソファに座って足をつける場所や朝ベッドから起きて素足で触れる場所、パーソナルチェアの脇など、少し柔らかい素材・暖かい素材が欲しいところに「ラグ」を敷くことが多いようです。それに伴い、ラグにも様々なテクスチャーがでてきています。今回はその一部をご紹介しましょう。
まずはじめに、ラグの基本を押さえましょう。
ラグは基布にパイル糸を針で打ち込んでパイルを作る製法(タフテッドカーペット)で作られています。高級なものになると、1本1本のパイル糸を手で刺繍するようなハンドタフテッドのものもあります。
パイルにはカットパイル(写真@)とループパイル(写真A)があり、それらの長さや組み合わせで様々な表情が作られています。
主にカットパイルでは、パイルの長さが25〜30mm以上あるものをシャギーカーペット(写真B)と言います。また、パイルの長さが約15mm位のものをサキソニー、5〜10mmのものをプラッシュと言います。
ループパイルは輪状のパイルを持ったものを指しますが、このループが同じ高さで揃っているものをレベルループ、高低があるものをマルチレベルループと言います。
カットパイルとループパイルをミックスしたものもあり、これはカット&ループ(写真C)と呼ばれます。
写真3 写真3
【写真@】 【写真A】
 
写真3 写真3
【写真B】 【写真C】
さらに、これら基本のパイルに素材や色や形、またカービング加工(輪郭の切り込み・縁取りで立体感を出す加工)が施されたものがあり、同じシャギーでも糸の太さや素材によって、表情が変わります。
写真Dは細い糸が混じったもの、写真Eはリボン素材が混じったものです。
写真4   写真5
【写真D】 写真5
【写真E】 写真5
ループパイルでも写真F、Gでは、だいぶ表情が変わるのではないでしょうか。
写真3 太さに変化のある糸を使用した立体的で個性的なループデザイン。
写真5
【写真F】
写真3 羽毛のようなふわりとした毛並みに、さり気ない光沢感と艶やかな色調の優雅なデザイン。
写真5
【写真G】
これらのラグはモダンな空間でもクラッシックな空間でも合いますが、全体のコーディネートを考えると、あまりビビッドな色は避けた方が賢明かもしれません。
@〜G写真提供/東リ(株)
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ほんのさわりだけをご紹介しましたが、いかがでしたか?
写真を見ていただくとわかるように、同じループパイルでも素材が違うと全く違うイメージになります。
次回も引き続き「ラグ」についてご紹介します、お楽しみに。
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