住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」
HOMEおうちを考えるおすすめインテリア花のある生活みなさんの声プレゼント&アンケートスタッフルーム
おすすめインテリア:interiorインテリア通信「壁紙(クロス)選びのポイント@」
スタッフ  インテリアコーディネーター カナ

壁紙(クロス)は色・柄ともに豊富です。
家を建てた方の中には壁紙を選ぶにあたって、見本帳を1冊渡されて困惑された経験があるのではないでしょうか?

今月と来月はそんな壁紙選びの時に役立つお話を進めたいと思います。

イメージ写真
■壁紙(クロス)を選ぶ時の注意点

1)サンプルブックと実際に貼った場合では違って見える
壁紙を選ぶ時に注意していただきたいのは、サンプルブックで見ている小さなものよりも、大きな面積に貼った時は面積効果で色が明るく見えるということです。
無地の白っぽいものであれば、さほど問題ありませんが、アクセントで使用したり、少し落ち着いた雰囲気を出すために暗めの色を選ぶ時などは、メーカーのショールームで大きなものを確認する事をおすすめします。

2)柄物
大きな柄や方向性のある柄の場合は貼る場所に注意が必要です。
なるべく天井には方向性がある壁紙は避けた方がよいでしょう。
また、大きな柄の場合は柄を合わせていく関係上、無地のものよりロス分が多くなるため、数量が多く必要になります。
大きな柄を選ぶ場合はその辺も考慮された方がよろしいでしょう。

3)リフォーム
リフォームの時は新築と違って、下地調整が難しく、パテ処理だけでは吸収できないことが多々あるため、厚手の壁紙を選ぶことが必要な場合があります。

■壁紙(クロス)の素材

壁紙と一言で言っても、さまざまな素材があり、また最近では機能を持った壁紙もたくさんあります。
壁紙の素材には次のようなものがあります。

   @ビニール壁紙 A珪藻土壁紙 B漆喰壁紙 C織物壁紙 D和紙壁紙
   E紙壁紙 F突板壁紙 等

では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
用途にあった壁紙を選ぶのがコツです。

@ビニール壁紙
一般的に最もよく使われている壁紙です。
一言でビニール壁紙といっても多種多様なものがあります。ここに挙げるのはほんの一例です。
ビニール壁紙は施工性もよく、価格もリーズナブルで、最近では、防カビ・撥水・抗菌・消臭などの機能を持っているものも多くなってきました。通気性があるものまであります。

写真1   写真2
写真3   写真5
 
写真4

その表面は天然素材にできるだけ近づけた雰囲気を持ったものもあり、照明の加減によってはビニール壁紙かどうかわからない時もあります。
また、ガラスビーズが入っていたり、ビロードの模様が浮いているようなものまで、最近ではビニール壁紙だからこそ表現できるパターンも出てきています【写真6、7】。
お持ちのイメージに近いものが選べるよう、ショールーム等で現物を確認する事をおすすめします。

写真6   写真7

A珪藻土壁紙/B漆喰壁紙
表面が漆喰や珪藻土で仕上がった壁紙です【写真8、9、10】。
漆喰や珪藻土にしたいけれど、そこまでの予算がなかったり、天然素材の良さが欲しい時などにおすすめです。
この壁紙の場合は、漆喰の持つ良さ(抗菌性能・消臭機能・調湿機能)や珪藻土の持つ良さ(調湿機能やホルムアルデヒドなどの科学物質を分解する効果)がそなわっています。アレルギー体質のお子様のお部屋に使用したりとその特性を考慮して採用してみてください。

写真8   写真9
 
写真10
【写真1〜10】画像提供/(株)サンゲツ
line
 

今回の「壁紙(クロス)選びのポイント@」はいかがでしたか?
写真を見ていただくとわかるように、選ぶクロスによってお部屋のイメージが大きくかわります。
みなさんも壁紙を選ぶ時は、今回の内容を是非ご参考下さい。
次回は「壁紙(クロス)選びのポイントA」です。織物や和紙の壁紙についてご紹介します。

このサイトを友達に教える
HOME 「おうち*くらぶ」とは ご利用条件 ご意見メール 個人情報について サイトマップ
詳しくはこちらをクリック!
フィアスホームトップページ  
 
おすすめインテリア:インテリア情報
メゾン・エ・オブジェB