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おすすめインテリア:interiorインテリア通信「照明選びのポイント」VOL.1  研究所スタッフ  インテリアコーディネーター ミキ
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毎回多数のご意見・ご要望をお寄せ頂きどうもありがとうございます。おすすめインテリアに寄せられたみなさんの声をご紹介させて頂きます。

「インテリアコーディネーターの資格があればもっと素敵なリビングにしたり照明の配置など色々と演出できるんだろうな・・・と思っています。毎日を家族で生活する空間なので出来るだけ素敵に自分達がゆったりくつろげるような場所にしていくのが私の仕事だとおもっています。」
「電気の色の違いやその効果について教えて下さい。」
「部屋を明るくみせるコツを教えて下さい。」

ほんの一部ですが、このようなご意見を頂き、照明に興味をお持ちの方、室内をくつろげる場所にしたいという方が多いことがわかりました。
そんな皆様のご要望にお応えして今回は、「カーテン選びのポイント」に続き「照明選びのポイント」をご紹介したいと思います。
今回と次回の2回に渡って特集させて頂きます。是非、ご参考にして下さいね。

光の色による心理効果
照明選びといっても、器具のデザインだけで選んでしまってはいけません。
照明から発せられる光によってまったくイメージの異なる空間になるからです。
光と聞くと難しそうだなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これから照明器具の購入やインテリアコーディネートをお考えの方には是非知っておいて頂きたい内容をご紹介したいと思います。

人間は日中の白い光(太陽のような光)では活動的になり、オレンジ色の光(夕陽のような光)の中では安らぎを感じると言われています。
白い光 オレンジ色の光
このような光(色温度※)の変化に対する生体のリズムは、古代より太陽とともに生活してきた私たち人間に遺伝子情報として組み込まれているとも言われています。
室内の照明も生体リズムと無縁ではありません。
難しく感じられるかもしれませんが、知っておけば思い通りの空間作りをすることができます。
※色温度とは
白い光(=晴天の空)は色温度が高く、オレンジ色の光(=日の出または日没)は色温度が低くなります。
クールでさわやかな雰囲気〜自然な雰囲気    
自然な雰囲気〜温かみのある落ち着いた雰囲気
ミニ知識
同じW数のランプを使った場合、白色のランプの方が電球色のランプより明るく感じられます。これは、照度が同じでも白い光は日中の光を意識し明るいと錯覚しているためです。
 
事務所や学校などの天井を見上げて見て下さい。どんな色の照明になっていますか?
仕事や勉強がはかどるように日中の白い光になっていると思います。
もしも職場の照明が夕陽のような蛍光灯電球色や白熱灯だったら・・・。
あまりやる気が湧かず居眠りをしてしまいそうですよね。
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今度は、寝室の照明を想像して下さい。
もし蛍光灯 昼白色(日中の光)だったらどうでしょうか?
なんだかくつろがず、なかなか眠れない気がします。
夕陽のような光ならリラックスした状態でゆっくり眠りにつくことが出来ると思います。
  夕陽のような光で演出した寝室
    夕陽のような光で演出した寝室
リビングの光を見てみましょう。どちらの空間がお好みでしょうか?
昼白色の部屋 電球色の部屋
昼白色 電球色
昼白色の白い光にすると、クールでさわやかな雰囲気になります。モノトーンの空間を美しくみせる光のため、インテリアが無彩色中心の場合におすすめです。 電球色のオレンジ色の光にすると、温かみのある落ち着いた雰囲気になります。
リビングをくつろぎの場にしたい方におすすめの光です。
このように、どのように生活したいか目的によって光を使い分けることが重要です。
照明選びのポイントは、光を選ぶということです。
これからインテリアをお考えの方は、この場所にこんな光があったらいいなという具合に、器具のデザインからではなく光から考えることをおすすめしたいと思います。
協力/大光電機梶E確is
ミニ知識
都心にある高層ビル。夜、外から見るとたくさんの層をなしているフロアから色々な光が見えます。白い光がこぼれる事務所フロア。オレンジ色の光がこぼれるレストランやラウンジなど、照明の使い方でフロアの用途が一目で判断できますね。
  都心にある高層ビル
  都心にある高層ビル
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照明選びのポイントはいかがでしたでしょうか?ご参考にして頂けますと幸いです。
次回も引き続き照明選びのポイントを特集します。

お楽しみに!
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