インテリア通信「北欧のデザイン」vol.4｜おすすめインテリア｜ouchi＊club-住まいの情報サイト「おうち＊くらぶ」

インテリア通信「北欧のデザイン」VOL.4 研究所スタッフインテリアコーディネーターミキ

皆様から「北欧のデザイン」について多くの反響を頂きました。たくさんの貴重なご意見を頂きまして、どうもありがとうございました。一部ですが、お寄せ頂いた声をご紹介させて頂きます。○新婚で、今2人で北欧風のインテリアを目指しているので参考になりました。○北欧のインテリアが好きなので、とても興味深くみさせて頂きました。これからもぬくもりのある家の特集をお願いします。○初めて拝見いたしましたが、とても楽しく、ためになりました。　私は北欧のデザインが大好きなので、現在少しずつ集めているところです。今後も「おうち＊くらぶ」を参考にしていきたいと思っています。また、北欧特集やって下さい。

以上のようなご意見・ご感想を頂きましたので、今回と次回は北欧のデザインの4回目・5回目として
住宅やインテリアスポットのご紹介をします。
今回は、私がデンマークで訪れたぬくもりのある住宅（モデルハウス）についてご紹介させて頂きます。

デンマークの首都コペンハーゲンから車で約1時間程の所にある住宅展示場に、サマーハウス用の小さめの住宅が展示されていました。ゆったりとした敷地（森の中）にあり、住宅展示場というより、本物の別荘地のようでした。




建物は美しい自然を取り込むため大きなガラス面で構成されており、開放感たっぷりでした。少しでも多く光りを取り込もうという工夫が感じられました。

住宅の内部は、竪羽目板にオイルステイン塗装のナチュラルな内装で、家具も白木をふんだんに使っているものがセレクトされており、自然素材の家といった印象でした。

ソファやチェアの張地にブラック・ブラウンなどのシックな深い色を取り入れることで大人のナチュラル空間を作っています。

こんな空間で週末を過ごせたら素敵ですね！



ダイニングの家具自体は新しい感じはしませんが、緩やかな曲線が人にやさしく、まさに北欧といったイメージを生んでいます。	日本では、キッチンは1色でコーディネートしがちですが、家電はホワイト、面材はミディアム系の色がセレクトされていました。ＬＤのカーテンに合わせたロールクスリーンの朱色が効いています。何色も色を使っているにも関わらず、とても素敵なキッチン空間になっていました。配色テクニックにセンスの良さを感じます！

洗面所はキッチンと同じ面材が使われていました。ミディアム系の色は日本でも一昔前の主流で、少し古いと思っていましたが、ここで見ると不思議と新しく感じました。先入観で判断したり、流行を意識しすぎるのは良くないと反省しました。
バスルームは日本とは違いやはり広々していました。羨ましい限りですね！

主寝室はホワイト＆ブルーのとても爽やかな空間にコーディネートされていました。
一歩間違えるとかなり野暮ったいイメージになりそうな植物模様のシーツも、クッションにチェックを入れることで洗練された印象になっています。このあたりのコーディネートはさすがだなぁと感心しました。

先程の落ち着き感のあるコーディネートとは違い、色を揃えすぎないホワイト・レッド・ブラックの配色やゼブラ柄を入れたミックス＆マッチのバランスが秀逸です。テーブル上のペンダントには定番のＰＨスノーボール（ルイスポールセン）が使われており、こだわりが感じられます。

今回は、北欧の住宅とインテリアについてご紹介しました。
おしゃれに暮らすヒントは見つかりましたでしょうか？

今後も皆様の貴重なご意見をお待ちしております。
人気のある内容につきましては、今後も特集を考えていきますのでお楽しみに！

展示場で、仲むつましい老夫婦に出会いました。テラスで寄り添っているほほえましい姿を見ると、展示場ということを忘れてしまいました。

カフェでお子様用のサンドウィッチを
注文しました。
かわいすぎて、思わず笑ってしまいました。


休日のお昼には、カフェでのんびり過ごす人でいっぱいでした。街自体とても美しいのでこんな風景が映えますね。人の笑い声や楽しそうな姿がとてもあたたかく感じられました。日本のようにトラックや車が往来する場所でお茶をするのとは全く違いますね（笑）