今回は、「おしゃれに絵を飾りましょう」というテーマでお話をすすめさせていただきます。 「どんな絵を飾ろうか、迷ってしまう…」そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 絵画って、気に入ったものを見つけても結構なお値段であったり、「この絵ははたして、我が家に合うかな…」、「すぐ飽きがきそうだな…」と尻込みをついてしまう方もいらっしゃることと思います。 そんな場合は、あまり肩肘張らずにお気に入りのポスターやポストカードなどからはじめてみてもいいかもしれません。自分の琴線にふれたものや、旅の思い出のポストカードなどもいいかもしれませんね。 まず、絵の飾り方のポイントをいろいろな実例と一緒にご紹介しますね
絵の映える場所を見つけて飾るのは、なかなか難しいものですが、玄関、リビングなど、「ここがポイント!」と思える場所を探して飾ってみてください。 ソファやローボードなど、家具の近くに絵を飾る場合は、家具の中心と絵の中心を合わせるとバランスがよく見えます。 高さは、立って絵見る玄関・廊下と、座って見るリビング・ダイニング等で違いますが、だいたいそれぞれの姿勢で視線と絵の中心が合うように掛けるとよいといわれています。 また、額縁を建具・小物などと素材、カラーを揃えてみると、部屋と調和しやすくなりますのでお試しくださいね。 【写真1】は、和モダンをテーマとしたあるマンションの玄関ホールですが、シューズボックスの中心と、絵の中心を合わせ、また額縁をシックなブラックとしてフラワーベースとともに和テイストを演出しています。 絵の高さは、立った姿勢で視線が絵の中心とほぼ合うようにセッティングしましたが、右にある照明器具の上端と額縁の上端を揃えてバランスをとっています。
【写真3】は、ゴールド色の写真に額縁の色を合わせ、マットの色をブラックにしてバランスを取った例ですが、素敵な額になっていると思いませんか? 壁につけず床置きにしてフロアスタンドの明かりを照らしています。あまりスタイルにこだわらず、自由に演出してみても良いと思います。