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おすすめインテリア:interiorインテリア通信「北欧のデザイン」VOL.6  研究所スタッフ  インテリアコーディネーター カナ

今回は、息の長い人気をほこる北欧デザインについて再度ふれてみましょう。
なぜ北欧デザインは日本人に人気があるのでしょう?
自然素材のもつ美しさを存分に活かし、あたたかみあふれたデザインが、同じく昔から自然とともに生活してきた日本人の琴線にふれるからかもしれませんね。
北欧のデザインがあたたかく、人を包み込むようなテイストであるのは、自然の厳しさからきています。北欧の冬は太陽が真上には昇らず、水平線の少し上を平行移動して沈んでしまいます。寒さも厳しく、人々は家の中にこもることを余儀なくされます。そこで発達したのがいかに家の中を明るくあたたかく居心地のいいものにするかという知恵です。外に太陽がなければ、家の中に造ればいいと北欧の人達は考えたのかもしれません。

北欧のデザインの特徴
北欧風インテリアを目指している方は、みなさんの中にも大勢いらっしゃることと思います。
どのテイストもそうですが、そのデザインの特徴をとらえて、象徴的なものや色で統一していくことで、だんだんとそのインテリアになっていくものです。
そのため、まずはそのデザインの特徴をつかむことが大切になってきます。

北欧デザインと聞いて、みなさんは何を思い描きますか?
白木の家具・素朴さ・あたたかさ・かわいらしさ・シンプルさ・機能美・・・etc.
といろいろだと思います。

そこで北欧らしさを形つくる各部品や色について見ていきましょう。

まず色ですが、やはり圧倒的に暖色系でやわらかな色が多いのですが、それでいて子どもっぽくならず、洗練されています。

【写真1】 【写真1】は代表的な色使いの一例を配色カードで示してみました。この色を見ただけで、何か北欧的なものが感じられてきますね。
【写真1】
【写真2・3】は国産メーカーのものですが、そのパターンがシンプルモダンで北欧デザインを感じさせるものとなっています。
【写真2】 【写真3】
【写真2】 【写真3】
【写真2・3】提供:フジエテキスタイル
【写真4・5・6】は北欧のメーカーのクロスです。こちらも幾何学パターンと優しい色使いになっています。
【写真4】
【写真4】
特に【写真5・6】は子ども部屋向けのクロスやファブリックなので、とてもかわいらしく、夢があり、この部屋で成長する子どもは情緒豊かになるような気がしますね。
子ども部屋のクロスといえども、デコラティブというよりは、デザインがきちんとされており、配色も細部にまで注意が行き届いています。
海外製品には写真のようにクロスとファブリックで部屋が統一できるように、シリーズで様々なアイテムが揃っていることが多く見られます。
【写真5】 【写真6】
【写真5】 【写真6】
【写真4・5・6】提供:テシード
ここまでは、二次元的なものの見方でした。次に形についても見ていきましょう。
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北欧デザインのフォルム
【写真7・8・9】は、おうちにある食器です。
みなさんもよくご存知の食器ではないでしょうか?
どれも、力強いフォルムを持ち、シンプルさを感じませんか?
カーテンやクロスに感じられたデザインの流れがここにも感じられますよね?
前列:コスタボダ、後列:ホルムガード【写真7】
前列:コスタボダ、後列:ホルムガード【写真7】
ロイヤルコペンハーゲン/ハーフレースシリーズ【写真8】 ダンスク/ビストロホワイトシリーズ【写真9】
ロイヤルコペンハーゲン/ハーフレースシリーズ【写真8】 ダンスク/ビストロホワイトシリーズ【写真9】
家具や照明にしても同じことが感じられます。
【写真10】は北欧デザインの代表とも言えるハンス・ウェグナーデザインのYチェア。
【写真11】はアルネ・ヤコブセンのアントチェアです。
どちらも世界中に愛用者がいる椅子ですが、完成された美しさに機能性も併せ持っていることも人気が衰えない理由ですね。
【写真10】 【写真11】
他にもいくつか代表的なものを並べてみます。どれも装飾をそぎ落としたフォルムの美しさが全面に出ています。そしてそのどれもが機能的で使いやすいものばかり。
北欧デザインの良さは、機能を併せ持ち、優しくあたたかくほっとできることではないでしょうか。
決して華美ではありませんが、そこに信頼性や安心感を感じることができます。
これは家具にしろ食器にしろ、人の手によって丁寧に造り上げられていることからきているのかもしれません。
ハンス・ウェグナーデザインのペンダント【写真12】
ハンス・ウェグナーデザインのペンダント
【写真12】
アルヴァ・アアルトデザインの家具【写真13】
アルヴァ・アアルトデザインの家具【写真13】
 
ルイス・ポールセン社の照明を使用した部屋【写真14】 ルイス・ポールセン社のスタンド【写真15】
ルイス・ポールセン社の照明を使用した部屋【写真14】 ルイス・ポールセン社のスタンド【写真15】
 
【写真10〜15】提供:ヤマギワ
 
北欧デザインの物は、多岐に渡って日本に入ってきています。
是非、それらを見て、触れて、使ってみてください。
その物の良さを実感することから始めてみてはいかがでしょうか?

実は、私も北欧デザインファンのひとりです!といっても、他のデザインも好きなものが多いのですが。
そのため、なかなか統一とまではいきませんが、いくつかは長いこと使っています。一向に飽きがこなくて、使えば使うほど良さが出てくる・・・それが、北欧デザインかもしれませんね!

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北欧デザインについては、おすすめインテリアの過去の特集においても、好評掲載中です。
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