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おすすめインテリア:interiorインテリア通信 「メゾン・エ・オブジェ報告A」
スタッフ  インテリアコーディネーター ナナ

前回に続き、昨年9月6日〜10日までの5日間、パリで開催されたインテリアと雑貨の国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」の2回目の報告をお届けします。今回はモダンなデザイン傾向の家具や照明器具のいろいろをご紹介しましょう。

写真1
北欧デザインの若いブランド

全部で8ホールある広い会場の中で、モダンなデザインは第7〜8ホールで展示されています。シックな雰囲気の中で展開されていたコーディネート展示のホールに比べて、明るく広々とした開放的な展示空間で楽しいアイテムが繰り広げられています。

初めにご紹介したいのは、若手のデザイナーを積極的に起用した北欧デザインの若いブランドたちです。かつて世界のデザイントレンドを引っ張った輝きを再び北欧にもたらしたい、との意気込みです。

 
メゾン・エ・オブジェ 写真1

続けてもう一つ、デンマークの若いブランドです。シンプルな中にちょっとユーモラスでほのぼのとしたフォルム、ナチュラルでやさしい色調など、日本でもファンの多い北欧らしさは次の世代にもしっかりと受け継がれています。

 
メゾン・エ・オブジェ 写真2
充実の照明器具

最初はフィンランドの照明器具メーカーです。シンプルモダンでありながら繊細なイメージのセード(写真B)は木製です。近づいてよく見ると、割り箸くらいの細い材が円に切り抜かれた合板にきれいに留めつけられていました。
ぐるぐる巻きのセード(写真C)は合板を渦巻き状に切り、中央で吊り下げて自然にたわんだ形を使った楽しいデザイン。どちらもフィンランド産のバーチ材を使い、職人の手仕事による美しい仕上げが特長です。

 
メゾン・エ・オブジェ 写真3   メゾン・エ・オブジェ 写真4

続いて、LED光源ならではの新しいデザインをご紹介しましょう。
写真D・Eはフランスメーカーの照明で、細いスチールのフレームに並べたLEDの光を直接光・間接光の両方で楽しむ事ができます。これまでの光源では表現できなかった宇宙的なイメージですね。

 
メゾン・エ・オブジェ 写真5   メゾン・エ・オブジェ 写真6
LED光源による新しいデザインをもう一つ。これもフランスのメーカーによるもので、細いフレームに配したLEDの光が柔らかいですね。
写真Fのフロアスタンドは高さ67cm、写真Gのテーブルスタンドは高さ40cm前後の大きさです。
  メゾン・エ・オブジェ 写真7   メゾン・エ・オブジェ 写真8

茶色のペンダントライト、木製か銅製かなと思えますが、実は段ボール製です(写真H)。 これをデザインしたのはシアトルとアムステルダムの両方に拠点を持つ2人のデザインチーム。建築からプロダクトデザインまで幅広く手掛け、プロジェクトごとにクリエーター達とコラボして活動しています。

 
メゾン・エ・オブジェ 写真9

最後に、海外でも活躍の日本のデザインチームNENDOのフロアスタンドです(写真I)。
サッカーボールみたいですが、よく見ると正方形がつながって球になったようなデザインが面白いですね。床や壁にできる影も楽しめそうです。

※フレームはスチール製。

  メゾン・エ・オブジェ 写真10
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今回は、若いブランドやデザイナーのモダンデザインをご紹介しましたがいかがでしたか?
様々な素材を使用した個性的なデザインが多く見られました。
次回もお楽しみに!
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