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おすすめインテリア:interiorインテリア通信「インテリアスタイル VOL.4」  研究所スタッフ  インテリアコーディネーター カナ

今回は、ライトナチュラルな空間に合うスタイルをご紹介します。
ダーク色は重厚な趣きがあり、落ち着いた空間を演出しますが、ライトな色目も柔らかで癒される空間を出現させます。

スカンジナビアンスタイル

【写真1】は何も置いていない部屋の写真ですが、間取りは今まで見てきたものと変わりません。
お部屋の内装はとてもベーシックなナチュラル色でまとめてあり、天井・壁はすこしアイボリーがかった白のクロスで仕上げています。正面の凹んだ壁にはレンガ調のタイルを貼っていますが、このタイルが全体の自然な感じをより強調し、素材感を全面に押し出すことになっています。スカンジナビアンスタイルはやはり素材感を大切にしたいものです。

【写真1】
【写真1】

【写真2】はその部屋に家具等を配置したものです。家具も素材感を大切にしています。
無垢の木をつかった家具や良質な革を貼ったソファ。そのフォルムはシンプルで機能的です。
家具の木部の色目はお部屋の色に合わせ、ソファの革も同系色のブラウンやベージュとしています。
テーブルの上の食器もデザインがシンプルなものにしています。
ポイントとなっているのが、オレンジ系の暖色を配したカーテンやラグです。食器や花にも同系色を持ってきており、この暖かいオレンジ系の色が全体をひきしめています。
この色が入ると、とても部屋が暖かく感じませんか。また、カーテンやラグの柄もとてもアーティスティックなもので、家具のシンプルなデザインととてもよくマッチしています。
カーテンはナチュラルな木の装飾レールを使用し、タッセルに柄の1色をもってきて、アクセントにしています。これだけでかなりしまります。

奇をてらったものはひとつもありませんが、長く飽きのこない空間となっています。和にも通じるものがあることから、日本人に根強い人気があるのもうなづけるところです。
この写真の部屋のサッシは黒になっていますが、今サッシの色は各メーカーでいろいろ出ています。木目調のものもありますので、窓まわりにも気を使われるとさらに良くなります。これは家の外観にもかかわることなので、なかなか難しいところではありますが・・。

【写真2】
【写真2】
 
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モダンスタイル

【写真3】は【写真1】からタイルをはずした内装になっています。
また、目立ちませんが、大きく違うのは窓枠をやめ、クロス巻き込みにしている点です。これによって、シンプルさがより強調されます。

【写真3】
【写真3】

【写真4】は【写真3】の部屋に家具や小物を配したものです。
スカンジナビアンスタイルとは対象的に個性的なモダンな家具を配置しています。スタイリッシュな形のソファと金属脚に塗装の天板がのったテーブルを合わせています。テーブルは小振りなものとし、あえて空間を広くとることによって、ソファのデザインを強調し、シンプルモダンな空間を演出しています。ちょっと見えにくいのですが、ダイニングのチェアにも個性的なフォルムのものを採用しています。
カーテンはシャープシェードを採用し、色は抑えめな少しグリーンがかったグレーの無地を使用しています。また、窓枠内にシェードを納めることによってさらにすっきり見せています。
アクセントカラーとなっているのはソファの背に使ったイエローです。ソファ背面の壁のアートにもこの色が使われています。そしてイエローと組み合わされて使われているのが座面やカーテン・奥のオープンシェルフの棚の色であるグリーングレーです。2つの色が相乗効果を出しています。
またソファ背面のアートも今まで見てきたスタイルに掛かっていたものとは違い、額装をせず、パネル張りとなっています。アートはお部屋の演出に大きくかかわります。インテリアに合わせて額装にまで気を遣うことによって、雰囲気がひと味もふた味も違ってきます。

【写真4】
【写真4】

【写真5・6】は2つのスタイルにマッチした素材を集めたものです。
スカンジナビアンスタイルはベースにシンプルなデザインのものを配し、アクセントにきれいな色を1色決めて、なるべく統一するようにするとまとまります。モダンスタイルは個性的な家具等の組み合わせになることが多いので、なるべくカラーをまとめ、家具をひきたてるようにしてみてください。

【写真5】
【写真5】
【写真6】
【写真6】

さてここまで4回に渡り、インテリアスタイルを見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
好みに合ったスタイルはありましたか?

インテリアのスタイルは様々です。ここにとりあげたスタイルも一部でしかありません。
インテリアの基本は、住む人が居心地よく住まえることが一番大切だと思います。それにはやはり、自分はどんな空間が居心地いいのか日頃から意識してその空間に身を置いてみることです。空間は目に見えているようで見えていないものです。「なぜかわからないけど、心地いい。」という空間は、いろいろな条件の相乗効果で現れます。それが何なのかいつも気に掛けて頭に置いておく事が大切なのかもしれません。

 
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