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おすすめインテリア:interiorインテリア通信 「ミラーをインテリアに」
スタッフ  インテリアコーディネーター カナ

今回は、普段雑誌やインターネット上で紹介
されることが少ない「ミラー」のインテリア活用
術についてご紹介します。

写真1
皆さんがミラーの用途として一番最初に考えるのは、実用面ではないでしょうか?
多くの住宅でミラーが設置されている場所は、洗面室や浴室などの水廻りです。
顔を洗ったり、歯を磨いたり、お化粧をしたりという身繕いから、その日の健康状態のチェックまで多岐に渡り、このミラーを眺めていると思います。
その他、姿見や鏡台を寝室などに設置している方も多いのではないでしょうか。

一般的に、日本ではミラーを住宅の中のインテリアとして活用しているお宅は、多くないようです。
少し華美な感じがして、派手な印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
しかし、ミラーは使い方によっては、お部屋が広く感じたり、絵には出せない存在感があったりとお部屋のインテリアとしても活躍するアイテムです。

まずは、インテリアとして使われているミラーの実例をご紹介しましょう。

写真1
【写真@】

写真@・Aは、主寝室やリビング・ダイニングに装飾フレーム付きミラーを飾っています。
写真@はフレームが籐で造られているもの、写真Aはアイアンで造られているもので、どちらもとても存在感があります。
もし、ここに何も掛かっていなかったら・・・と想像してみて下さい。なんだか迫力が欠けてしまう感じがしませんか?

その他にも写真B・Cのようなフレームがあります。
フレームデザインによって、ミラーの印象だけでなく、お部屋の雰囲気もかわりますね。

写真2
【写真A】
写真3   写真4
【写真B】 【写真C】
また、洗面室にもフレーム付きのミラーを使用すると、違う雰囲気を出すことが出来ます(写真D・E)。
最近はモダンな洗面室が圧倒的に多いので、逆に新鮮かもしれませんね。
写真5   写真6
【写真D】 【写真E】
ミラーと一口に言っても、上記実例のように、フレームが付いているものの他にもいろいろなミラーがあります。次は、ミラーの装飾についてご紹介します。
●エッチング加工したもの
エッチング加工とは、研磨剤を用いてミラーの表面を削り、模様を描くことを言います。
写真F・Gのように削られた部分が白く浮き出たように見え、上品な雰囲気が出ます。
写真7   写真8
【写真F】 【写真G】
●面取り加工したもの
面取り加工とは、ミラーの端にテーパーをかけること(斜めに削ること)を言います。
写真Hはフレームの中のミラーの周囲を面取りしたものです。立体感が出て、高級感が増します。
写真Iは周囲を面取りし、さらに鏡面の一部にVカットで模様を施したものです。シンプルでもオシャレに見えます。
写真9   写真10
【写真H】 【写真I】
●貼り合わせしたもの
貼り合わせとは、ミラーを小さいパーツにカットし、貼り合わせることを言います。
こうすると、Vカットよりも深い溝が表現出来るので、高級感・デザイン性がUPします。
写真Jは小さいパーツをそれぞれ面取りし、貼り合わせているので、フレームがなくても存在感が増します。
写真Kはさらにカラーミラーを組み合わせています。
写真11   写真12
【写真J】 【写真K】
上記のような加工を組み合わせると、様々なデザインが可能です。
少しデザインがあるだけで、ミラーもアート感覚でお部屋を彩るインテリアになります。
最後に、ミラーは重量があるものですので、設置する際は注意が必要です。壁に掛けるタイプのものは、下地がないと難しいですが、フレーム付き以外のミラーであれば、直接壁にボンドで設置することも可能です。まずは専門家にご相談してみて下さい。
B、C、F〜K写真提供/(株)アルテジャパン
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今回は「ミラー」について特集しましたが、いかがでしたか?インテリアとしてミラーを飾りたい!と思っても、少し敷居が高いかもしれませんね。
実用的にミラーが欲しいけれど、殺風景なものはちょっと・・・と思う場所などに、今回ご紹介した装飾を施したミラーを検討するところから始めてはいかがでしょうか?
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