インテリア通信「インテリアコーディネートは素材の組み合わせ」｜おすすめインテリア

インテリア通信「インテリアコーディネートは素材の組み合わせ」研究所スタッフインテリアコーディネーターミキ

前回のあかりを楽しむはいかがでしたでしょうか？
今回から、我々『住まいづくり研究所』のスタッフも参画して計画した住宅が完成しましたのでこの住宅をもとに、コーディネートのテクニックをご紹介していきます。

インテリアコーディネートは、色や柄のコーディネートだと思われがちですが、実はそれだけではありません。

特に近年、木・アルミ・ガラス・ファーなど色々な素材がインテリアに取り入れられており、これからは『素材コーディネートの時代』と言われています。
みなさんにお答え頂いたアンケートでも、質感にこだわった自然素材の家具がとても人気でした。こんなところからも素材への注目が伺えます。

ナチュラルなアイテムを取り入れたホッとくつろげるリラックス空間は、女性にとても人気のあるコーディネートです。

それでは“自然素材”を使った、モダンでナチュラルな空間をつくる方法をご紹介します！




		この住宅は梁をあらわしにして、床は無垢のメイプルフローリングを使い、木質感たっぷりのナチュラルな空間になっています。この空間に、本物の木の質感に負けない“石”のテーブルを入れてコーディネートしてみました。自然素材ですので、木との相性も抜群です。ただし1つだけ違う素材を入れると、唐突で違和感のある印象になるため、周囲のスタンド照明やカーテンレールに同素材を使いました。あたたかみのある空間に冷たい印象の石が加わることで一味違うモダンな印象になります。
石のリビングテーブルを使ったコーディネート



スタンド照明	リビングテーブル	カーテンレール



レザーを使ったコーディネート

さて、これだけではまだ木の質感に押され気味なので、流行のレザー（水牛革）をチェアに使いました。
ソファと同じ布の張地にするのも素敵ですが、あえて違う素材・形のものを入れることでアクセントになります。

ソファの木のフレームとチェアのレザーの色味を統一することで、違う素材同士でも上手に調和させることができます。

ナチュラルでモダンな空間にしたい場合、人工的なアルミ素材などをミックスすると洗練されたイメージになりますよ♪
写真のように絵画の額等でアクセントとして使うと、簡単にバランス良くコーディネートできます。
小物ならすぐに実践できますので、是非お試し下さい。

少し前までは、シンプルモダンの『スタイリッシュ』で『冷たい』空間が流行していましたが、これからは“木”を使ったり、ファブリックに“植物模様”を入れたナチュラルな空間が流行の兆しを見せています。

次回は、ファブリックなどに植物模様を入れたコーディネートをご紹介します。
ご期待下さい！



		〒158-0082 東京都世田谷区等々力7-19-21

		ヨーロッパ最大の家具メーカー、ドイツ・フクラ社との合弁会社として1973年に誕生した会社です。今回ご紹介した、石のテーブルや照明もフクラさんの家具です。とても素敵ですよね♪ 東京以外にもショールームがございますのでお時間のある方は行ってみてはいかがでしょうか？