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おすすめインテリア:interiorインテリア通信「インテリアグリーン」  研究所スタッフ  インテリアコーディネーター カナ

今回から担当させていただきます、コーディネーターのカナと申します。引き続きインテリアに関するいろいろな事柄を取り上げていきたいと思っていますので、よろしくお願い致します。

さて、今回はみなさんからのリクエストも多かったインテリアグリーンをとりあげてみたいと思います。現在、お庭からバルコニー・家の中でさまざまな種類のグリーンがみなさんの目を楽しませていることと思います。グリーンは他のインテリア小物とは違って、命あるものなので、それだけに、一層私たちを癒してくれる力を持っているように思います。殺風景な場所に一鉢のグリーンがあるだけで、ほっとした感覚を持ったことはありませんか?それだけグリーンにはパワーが秘められているように思います。

今回は初回なので、お部屋の中に置くグリーンに限ってのお話をさせていただきます。インテリアにおいてピリッとしたスパイスのような役目を果たすのが、インテリアグリーンの存在です。その成長を楽しむのもひとつですが、最近では今までになかったフォルムを持ったものが出回っており、また、それを植える器も様々なものがあるので、置き方によっては空間に効果的なアクセントを加えることが可能です。

植物のフォルムを楽しむ
ここに同じように白い器に植えられた3種類のグリーンがあります【写真1】。植物の持つ表情によって、まったく違った印象を受けませんか?葉の動きやつき方・形によってこれだけの差が出ます。中央の丸い葉をもった植物はモダンな空間にも合いそうですが、和室にもマッチしそうです。細い葉を持つ植物は、その動きを楽しみ、広い空間に思い切り手を伸ばすように配置してあげると空間にも広がり感が出ます。
写真1
【写真1】
【写真1】の左側や【写真2】の植物は優しい印象を受けるので、くつろぐ空間に適しています。
グリーンのフォルムには、その場の雰囲気を演出する効果もありますね。
【写真3】は最近よく見かけるようになったシダ植物の一種リュウビンタイです。
茎にあたる部分がゴツゴツした岩のようになっており、1枚の葉だけでも充分存在感があります。独特な雰囲気のある植物なので、アジアンテイストのインテリアにも良く合います。その場合は、籐のカゴ等の鉢カバーを使ってみてもいいかもしれません。
写真2   写真3
【写真2】   【写真3】
【写真4・5】は種類が豊富な多肉植物の仲間です。葉に厚みがあり、比較的乾燥に強い植物です。フォルムが独特なのでユーモラスな感じも受けますが、窓辺やちょっとした飾り棚などに置くと効果的です。
写真4   写真5
【写真4】   【写真5】
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グリーンと器
次に器とグリーンの関係について例を見てみましょう。
同じグリーンでも入れる器によって違った表情を見せてくれます。これはサンセベリアの仲間です。
写真6   【写真6】は白い円形の器に入れて洋室に。また【写真7】は黒い角型の器で和室へ。棒状のフォルムがモダンな空間に良く合っています。この2つの部屋は続き間になっているので、同じ植物を置くことによってつながり感も演出しています。また、サンセベリアの仲間は空気清浄能力が高く、写真の種類は特に優れています。
写真7
【写真6】   【写真7】
【写真8】はよく目にするライムポトスですが、器によってこんなにモダンにもなります。
家具の色とライムポトスの葉の色がマッチし、相乗効果を生んでいます。
次に細長い器の中央に寄せて植えたフィットニアですが【写真9】、葉のかたちと器、プラス植え方のバランスにまで気を遣うとさらに効果は倍増します。
写真8   写真9
【写真8】   【写真9】
写真10   写真11
【写真10】   【写真11】
写真12

【写真10・11・12】はどれも植物の持つフォルムのおもしろさと器の組み合わせを楽しんでいるものです。置く場所によって、様々な演出をしてみることもインテリアグリーンの大きな楽しさになるのではないでしょうか。

ここでひとつだけ注意点をお話します。写真のグリーンと器の組み合わせを見ていくと水の受け皿がないものが多いことに気づかれたことと思います。
穴が開いている植木鉢であれば、多少水をやりすぎても流れるのでどうにかなるかもしれません。
しかし、穴が開いていない器を使用した場合、水をやりすぎると根ぐされを起こす原因になってしまいます。水の量は充分に注意してください。

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様々なグリーンをご紹介してきましたが、いかがでしたか?ちょっとした演出で、グリーンがインテリアの良きパートナーとなることを感じていただけたらうれしく思います。
グリーンが他のインテリア小物と大きく違う点は、生き物であるということです。日々変化し、成長しています。植物はそれぞれ性質を持っています。乾燥に強いもの、弱いもの、寒さに強いもの、直射日光は苦手なもの、いろいろです。
どうぞその植物の持つ特性を充分把握した上で、いろいろな演出を楽しんでみてください。

またみなさんのリクエストからいろいろ取り上げていけたらと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。

インテリアコーディネーター カナ

-協力会社-
(株)プランテック 渋谷区神宮前5-42-6
http://plantec-tina.com

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