インテリア通信「くつろぎの空間 - 水回り」｜おすすめインテリア｜ouchi＊club-住まいの情報サイト「おうち＊くらぶ」

ここ数年、水回り空間は
「くつろぎの空間」「癒される空間」として進化しています。
今回は、そんな水回り空間をいくつか例を
ご紹介します。

洗面所はパウダールームとして充実した機能やホテルのようにおしゃれなデザイン、バスルームは外との繋がりを考えた空間提案など従来の考え方にとらわれない新しい提案が現れて来ています。


廊下の途中に設けられた洗面所です。廊下といっても、高低差をつけたり廊下を意識的に若干曲げて視線をかわした配置になっているので、開放された空間なのに違和感はありません。		２階の階段ホールに設けられた水周りです。絵を描く趣味をお持ちのお施主様なので筆洗のために設置されたものです。

上の【写真１、２】を見ただけでも、水回りが空間にアクセントを与え、おもしろい空間になっている事がわかると思います。

バスルームと一体になったホテル形式の洗面所の例です。【写真３】
浴室との間は透明ガラスで仕切られているため、とても広く感じる事が出来ます。
浴室の窓からの採光や通風もあり、明るくて気持ちのいい空間になっています。
化粧台の背面には壁一面に収納を設けているため、とても機能的な空間です。

		【写真４、５】、【図1】もバスルームとパウダールームをひとつながりにした空間です。家族でも余り見えすぎるのはイヤという奥様のために、バスルームとの境のガラスは透明ではなく、型ガラスにしてあります。
		【図１】

この【図１】住宅の場合は両方の空間がコート（中庭）とつながっているので【写真６、７】は、露天風呂感覚を楽しめます。夏の夜などは、コートで旦那様がビール片手に夕涼みする姿が見られるかもしれません。
【写真７】

【写真８～１０】はある住宅の同じトイレです。
コンパクトですが、手洗いカウンターを確保した例です。
狭い空間なので、写真の写りが今ひとつで申し訳ありません・・・カウンター前には細い背の高い鏡を設置し、広く見せる工夫をし、照明もカウンターの上はハロゲンのダウンライトを使用し、シャープな光で空間を締めています。
また、扉の上に欄間を設け、廊下からの光が取り入られるようにしていますが、手作りのステンドグラスを埋込む事で、デザイン上のポイントとしています。

今回の「くつろぎの空間－水回り」、いかがでしたか？
遊びごころや楽しい工夫を少し取り入れてみると、リフレッシュに最適なくつろげる空間にできそう
ですね。