インテリア通信「自然のぬくもり感じる北欧スタイル②」｜おすすめインテリア

前回に引き続き、「北欧スタイル」についてお話します。

前回の「北欧スタイル①」では、色使いの違いによるコーディネート例をご紹介しましたが、今回は長年多くの方に愛されている北欧の名作家具についてご紹介します。

優雅で、そして機能的な北欧家具は世界中の人々を魅了し続けています。有名デザイナーの名作家具の一部をご紹介しましょう。最近では、北欧スタイルのポイントになるようなポップなカラーも登場しています。

ボーエ・モーエンセンデザインの「スパニッシュチェア」。スペインの伝統的な椅子を簡略化してリ・デザインしたもの。豪胆さと繊細さを合わせ持つデザインが印象的。

トム・ステップデザインの「プライムタイム」。ビーチ材で形成される美しいフレームと上質な革を張り込んだ柔らかなクッションで、北欧らしいシンプルなデザインが魅力。

ハンス・Ｊ・ウェグナーデザインの「Yチェア」。姿勢を崩しても背中をやさしく支えてくれる曲線が美しいチェア。ピンクやホワイト(※)などのカラーもあり、インテリアのアクセントにもなります。 ※60周年記念モデル

ボーエ・モーエンセンの「2209」。オーク材としなやかな革の質感のコンビネーションで、北欧らしい雰囲気を演出するソファ＆アームチェア。


ナナ・ディッツェルの名作「トリニダッドチェア」。トリニダッド島の透かし彫り細工からインスピレーションを受けて、新鮮かつ革新的なデザインを施されたチェア。カラフルなカラーを組み合わせれば明るい空間になります。

最後に、日本人デザインの家具をご紹介します。写真⑥は日本を代表する家具メーカー秋田木工を代表するロングセラーを元にリ・デザインされたチェアです。オリジナルの意匠を残しつつパーツを減らして各部をシンプルに変更したり、テーブルの上に見える部分のみペイントすることで軽快な印象を生んでいます。スモーキーなカラーは全7種類あり、優しい色合いとデザインが北欧の雰囲気に合います。

北欧スタイルの家具というと、まず北欧の名作家具を思い浮かべる方が多いと思いますが、日本にも木の質感を生かした飛騨の家具や秋田木工さんの曲げ木家具など、匠の技が光る家具があります。これらの家具で北欧スタイルをコーディネートしてみてもいいですね。

情報協力/IDC大塚家具

前回から２回にわたり、北欧スタイルを特集しましたが、いかがでしたか？お部屋をまるごと模様替えするのはなかなか難しいと思いますが、お気に入りの家具を１つ見つけて、少しずつお部屋を育てていくのもいいですね。

尚、今回ご協力頂いたIDC大塚家具さんには、他にも北欧スタイルに合うカーテン、照明、ジュータンまでトータルでコーディネート提案していますので、詳しく知りたい方は、IDC大塚家具さんのホームページをご覧下さい。