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今回はドアのハンドルなど、建具や家具のデザインをつくる「建築金物」についてご紹介します。

写真1
建築金物と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?言葉からすると少し固いイメージですが、建築金物は皆さんのまわりに多く使用されています。例えば、ドアのハンドルや家具の把手、水廻りにはタオルハンガーや紙巻器、その他、フックやドアストッパーなどがあります。

建築金物は機能があってこそというものばかりなので、どちらかと言うと機能が重視され、そのデザインにまでこだわるということは、あまり意識されていないように思います。しかし、こういった金物にどんなものが使用されているかによって、家の全体的な印象も大きく変わってきます。


まずは、写真@〜Cの異なるデザインのドアハンドルでイメージの違いを見てみましょう。

写真1   写真1   写真1   写真2
【写真@】 【写真A】 【写真B】 【写真C】

ドアのハンドルは家の全てのドア(引戸除く)に設置される金物です。一般的には同じデザインの金物が設置されます。写真@とA、あるいは写真BとCではまったくイメージが異なります。写真@・Aはモダンでシンプルなイメージ、写真B・Cはエレガントで少しクラシックなイメージを持っています。
また、形だけではなく、金物の色や素材によってもイメージが大きく変わります。ドアのハンドルまであまり気にされないかもしれませんが、ハンドルを受ける部分の座金の形の違いだけでも印象が変わります。

写真Dを見て下さい。ハンドルは同じデザインですが、座金の形が異なります。モダンを強調したい場合は角座が効果的ですし、クラシックで重厚な感じを持たせたい場合には長座(長方形)にする方が効果的です。さらに、小判型にすると、よりエレガントに見えます。   写真5
【写真D】

ドアのハンドルが決まったら、引き戸の把手もそれに合わせてモダンにするか、クラシック・エレガントにするかを決めると、家全体に統一感が生まれ、相乗効果で生きてきます。

次に、引き戸の把手をご紹介します。

■シンプルモダンの例(写真E〜H)
引き戸は引き残しによって制限されることもありますが、4種類それぞれ個性的なデザインで、たとえ建具がフラットなシンプルなものでも把手によって、イメージが変わります。
写真5
■クラシック・エレガントの例(写真I・J)
特別にクラシックというわけではありませんが、ちょっとした形やラインの違いで写真E〜Hに比べて、少し優しい感じになります。また、色や素材の違いも大きく影響します。
  写真5   写真5

さらに、造り付け家具であれば、開き戸や引き戸の把手とデザインに統一性を持たせた方がまとまります。家具の扉の大きさにもよりますが、建築金物の統一性をいつも意識された方がよいと思います。写真K〜Mは全て白い開き扉ですが、把手の違いによって印象がかなり変わるのが、おわかりいただけると思います。

写真1   写真1   写真2
【写真K】 【写真L】 【写真M】

その他の金物としては、アクセサリー金物があります。
セカンド洗面等に少し雰囲気を出して、ガラス棚や拡大鏡を取り付けたり(写真N)、ミラー兼メディシンボックスを取り付けたり(写真O)します。キッチンでは、シンク廻りを金物の工夫でおしゃれに機能的にまとめたり(写真P)、いつも手に取るものを効率よく配置(写真Q)してスッキリ見せることができます。

写真1   写真1
【写真N】 【写真O】
写真1   写真1
【写真P】 【写真Q】

また、手すりの受け金物も建築金物(写真R)に入ります。イメージしたものがない場合は、デザインして作ってしまうこともあります。(写真S・21

写真1   写真1   写真2
【写真R】 【写真S】 【写真21
@〜Q写真提供/カワジュン株式会社
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簡単に建築金物についてご紹介しましたが、少し感じをつかんでいだだけましたか?インテリアショップやカフェなどで「おしゃれだな」と思う空間に身を置いた時、その空間にはどんな建築金物が使われているか、少し意識して観察してみて下さい。

尚、今回ご紹介した建築金物を検討される場合は、メーカーへお問合せ下さい。
< カワジュンオンラインショップはこちら⇒http://shop-kawajun.jp/ >
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