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おすすめインテリア:interiorインテリア通信「インテリア タイル」
  研究所スタッフ  インテリアコーディネーター カナ

インテリアに使われる仕上げ材には、ほんとうにさまざまな物があり、色や質感等 多岐に渡っています。

今回は、その中でも、最近また人気を盛り返しているタイルについてふれてみましょう。

イメージ写真
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以前、タイルはおもに外壁・玄関ポーチ・水回りに使用されることがほとんどでした。しかし、タイル自体は汚れにくくても、目地が汚くなったりして、敬遠される時期もありました。キッチン前でも、キッチンパネルを貼ることで、目地の汚れが気にならず、掃除も楽なことから、タイルの出番が少なくなりました。

 

浴室もユニットバスの普及により、在来工法の浴室にする方が減り、ここでもタイルは姿を消していったのです。 工期短縮やメンテナンス面からもタイルを避ける風潮がありました。

 

ところが最近またタイルが復活してきたように思います。
その要因として以下のようなことがあげられます。

 

1)サイズのバリエーションの広がり
2)洗面器や水洗などの衛生機器のデザイン性の向上と、高級志向
3)水回り以外にも使用されることケースが増えた
4)機能性をもったタイルの開発
5)質感に存在感がある

 

では、もう少し詳しく見ていきましょう(【写真1】〜【写真11】)。

 
写真1   写真2

150□の白い清潔感のあるタイルと、デザインポイントとして青いモザイクタイルを組み合わせて使用しています。

床は清掃性とデザイン性に配慮した300□のタイル、手洗い器の廻りに水はね防止も兼ねて青いガラスのモザイクタイルを貼っています。

 
写真3

【写真3】

キッチンカウンターと吊り戸の間の壁をモザイクタイルで楽しい雰囲気に仕上げました。

 
写真4  

【写真4】

大判のタイルを玄関ポーチに貼りました。今はカビがはえにくい目地等もありますので、汚れもそれほど気にしなくてよくなりました。

 

要所要所に様々なサイズのタイルを配すると、アクセントになりますし、その素材の持つ質感によってインテリア性も良くなります。

 
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最近は水回り空間への感心が特に高まっており、機器もデザイン性が高いものが数多く開発されています。
【写真5】〜【写真6】は、そんなデザイン性の高い機器とタイルの組み合わせ例です。

写真5

モザイクタイルを壁一面に貼ってあります。局面の壁と不定形のタイルがうまくマッチしています。

 
写真6

柄タイルを正面の壁に使用することによって、部屋の雰囲気をおしゃれにセンスよく演出しています。

 

大判のタイルが数多く開発されたことにより、水回り以外にも使用されることがふえてきました。

 
写真7

中庭の床タイルと同じデザインのタイルをダイニングにも使用し、一体感を出した例

 

【写真8】

  写真8

キッチンからLDまでレンガ調のタイルを貼った例。フローリングやカーペットとはひと味違った雰囲気になります。

 

機能性があるタイルが開発されてから、もうかなり経ちますが、徐々に浸透してきている感じです。このタイルは、室内が多湿になると湿気を吸収、乾燥すると湿気を放出して、お部屋を一定した快適な湿度に保とうとする特性があります。また、他にも化学物質を吸着したり、脱臭機能も持ってるためその効果が期待できます。

 

【写真9・10】は、機能タイルを貼った例です。厚みがそれほどなく、マットな質感なので、クロスとの組み合わせも相性が良く、お部屋にアクセントを与えてくれます。

 
写真9
 
写真10
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こう見てくるタイルっていい素材だと思われませんか?石ほど高価ではありませんし、石とは違った良さもあります。いろいろなものともマッチします。石ほど施工性も悪くありません。一部だけ使用しても、その存在感からお部屋への効果的なアクセントになります。機能性タイル等は施工も容易なので、リフォームや既存の住宅にも簡単に追加することができます。タイルの良さを改めて見直してみてください。

 
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