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おすすめインテリア:interiorインテリア通信 「水廻りのリフォームB〜収納偏〜」
スタッフ  インテリアコーディネーター カナ

前回までは設備機器についてのお話が中心でしたが、今回はそれらの設備が設置される洗面化粧室やトイレの収納についてご紹介します。

写真1

住まいづくりにおいて収納計画はとても大切ですが、洗面化粧室・トイレなどの水廻りの収納は忘れがちではないでしょうか?しかしながら、水廻りこそ、あらかじめ機能的な収納を考える必要があります。特に洗面化粧室には、前回(水廻りのリフォームA)お話したように洗顔や洗濯などに使用する‘洗顔用品、洗濯用の洗剤、入浴用品、タオル類’といった細々した物が沢山あります。
そこで、リフォームの際には、こういった細々した物をスッキリ収納し、使いやすい空間にしたいものです。

洗面化粧室・トイレの収納を検討する際に考慮することは、収納の奥行きです。どちらの空間も細々した物が多い為、奥行きの浅い収納(300〜450mm程度)の方が整理しやすくなります。逆に、押入れのように奥行きが深い収納(900mm)の場合、前の物を移動しないと奥の物が取り出せないということになり、使い勝手の悪い収納になってしまいます。

写真@は2階廊下の壁一面の収納例(奥行き280mm)ですが、この形をそのまま洗面化粧室でも活用できます。ここでは背面の書斎スペースとの間仕切りとして使用していますが、後ろが壁になっているところを想像してみて下さい。洗剤など煩雑に見えるストック品は扉の中へ、よく使うタオル類などはオープン棚に整理整頓すると、スッキリした空間になります。この収納はシステム収納なので、パーツの組み合わせにより、幅を小さくも大きくもできます。だたし、このような収納を計画する場合、少し洗面化粧室を広くとる必要があります。   写真1
洗面化粧室は洗濯するスペースとして利用される空間でもあります。最近では、洗濯専用室を設ける方もいらっしゃいますが、どちらにしても室内に洗濯物を干せるような機能があると雨の日など便利です。
写真Aはその一例です。取り付けには補強下地が必要ですが、リフォームでは天井に補強が入れられるので、こういったことも考慮されてみてはいかがでしょうか。室内ポールは、使わない時は外してしまえば、スッキリして気になりません。
  写真2
次に、トイレの収納です。トイレは使用する物が限定され、物の整理がしやすい場所でもあります。必要な物がうまく納まるように収納を作っておけば、スッキリした気持ちのいい空間になります。
また、スペースに余裕があれば手洗いと鏡を設けておくと、身だしなみチェックなどをすることができます。
写真Bはコンパクトな手洗いカウンターと壁付け収納、写真Cは下部を一面収納にした例です。
どちらも手洗いカウンターと一体になっていて、シンプルな空間になります。
写真1   写真2
写真Dは吊り戸収納です。薄型ですが、トイレットペーパーが最大12ロール並べられる寸法になっています。
リフォームでスペースの拡張ができなくても、このような薄型収納とコンパクトな手洗いなら設置することができます。
  写真2
さらに、トイレはインテリアとしてデザイン的に遊べる場所ではないでしょうか。
トイレは機能が単一なので、その機能さえ満たせば、商業空間のようなちょっと雰囲気のある空間としてもいいでしょう。
例えば、写真Eは壁全面に、写真Fは壁一面だけにモザイクタイルを使用してオシャレで豪華な空間に仕上げています。
写真3   写真4
写真E、Fとは逆に、写真G、Hのようにとてもシンプルにまとめてもよい空間です。ただし、この場合は別の場所にトイレ用品の収納スペースを設ける必要があります。
写真8   写真9
@〜F写真提供/(株)LIXIL
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今回の「水廻りのリフォームB〜収納編〜」はいかがでしたか?
水廻りを収納から計画するというのもひとつのアプローチです。収納計画がうまくいくと、飛躍的に使いやすい空間になるのは間違いありません。
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