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■インテリアコーディネートの進め方 | ||||||||||||
1、全体イメージを決める | ||||||||||||
まずは、どんなイメージにしたいのかを固めて下さい。 インテリア雑誌を見たり住宅展示場に行った時の印象で決めて結構です。 雑誌の写真やハウスメーカーのカタログ写真や、「あそこのモデルハウスのイメージ」などと設計担当者・インテリアコーディネーターに具体的に伝えて下さい。 全体イメージを決めないでスタートすると迷いが出たり、後々ちぐはぐになる原因になります。 イメージが決まっていても迷いは出るものです。 |
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2、ベーシックカラーとアクセントカラーを決める | ||||||||||||
次にインテリアの基本になる床・建具の素材・カラーを決めます。 インテリアの素材・カラーを決める場合は選択巾の狭いものから先に、クロスなど種類が豊富で選択の巾の広いものを次に決めるのが良いと思います。 タイル、カーテン、家具の選定はその次の段階になりますが、最近は「このソファにあわせたおうちに住みたい」といった方も増えてきているようなので、あくまで原則としてとらえて下さい。 またフローリングにする場合、比較的工事の時期が早いので、なるべく早めに決めておく必要があります。 |
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3、カラーと使う材種は絞る | ||||||||||||
さて、計画が進んで行くに従って、あのモデルハウスで見た○○を使ってみたい・・・、建材メーカーのショールームで見た○○も是非採用しよう・・・と夢が膨らみますが、ちょっと待って下さい。 この色のキッチンが好き!、このクロスが素敵!と思っても単体で見た時には確かに良くても、全体的に見るとバランスが悪かったり、思っていたイメージにならない場合があります。 このような場合は往々にして使う素材が多過ぎたりカラーを使い過ぎているので、ここは心を鬼にして?なるべく素材・カラ−を絞って使うようにして下さい。 |
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【写真5、6】の住宅の場合は木(木調のシート面材を含む)の部分は床のラバーウッド、壁・天井のアクセントとして杉板、建具の枠・面材、キッチンの面材の4種類のみです。 |
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4、サンプルや実物で確認しましょう | ||||||||||||
以上のように各パートの部材を選定して行きますが、カタログ写真やネット上の写真で早合点して決めてしまうのは禁物です。 選定する過程でショールームでサンプルを確認したり、モデルハウスで実物を確認する事を忘れないで下さい。 一般の方が小さなサンプルで全体を想像するのは至難の技(我々もなるべく大きなサンプルで確認しますが)、広い面積のものは膨張効果で薄く、狭い面積のものは濃く見えがちですから、そのへんも頭に入れて確認して下さい。 |
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5、家具・カーテンを選ぶ | ||||||||||||
こんな経緯を経て、やっと家具・カーテンなどの選定になります。 【写真1〜3】に戻りますが、ナチュラル感を大切したこの住宅のコンセプトを大切にし、ソファとチェアに自然素材の暖かみのあるアイテムを選定しています。 またリビングテーブルにはやはり自然素材である石貼りのものを選定しています。 このあたりの詳しい内容はおすすめインテリア「インテリアコーディネートは素材の組合わせ」で詳しく解説されていますので、そちらを参照していただければ幸いです。 |
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以上がインテリアコーディネートをする際の大まかな流れになります。 人によって、また建物によってやり方が変わる場合もあるので今回の内容と違うから間違っているとか、おかしいというわけではありません。 また、ハウスメーカーの場合は商品毎にいくつかのコーディネートパターンが予め用意されている場合があります。 推奨コーディネートを気に入った場合はそのパターンに従うか、又はそのパターンをベースに自分の思いを入れて一部変更をしながら進めた方が良いと思います。 要はケースバイケースなので念のため。 インテリアコーディネートについて、どこから手をつけて良いかわからなかった方もいらっしゃったかと思いますが、参考になったでしょうか? さらに詳しくクロスの選び方、家具の選び方を知りたい方は『おうち*スクール』の「おうち*スタイリストコース」が参考になると思います。 興味のある方は是非、受講してみて下さい。 |
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※写真はイメージを含みます。必ずしも説明文と一致するものではありません。 ※申し訳ありませんが、記載された住宅の設計についてのご質問や個別の住宅設計のご相談には応じかねますので予めご了承ください。 |
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