住宅の商品やモデルハウスを計画するにあたってマーケティング会社に協力していただいて「グループヒアリング」というものを行なう事があります。 |
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■妻のこだわり | ||||||||
おうち*くらぶにお寄せいただいた「声」からも、理想のおうちについて考えられているミセス像が浮かび上がってきます。 |
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家族のことを一番に考えながらも、自分のこだわりを叶えたいというミセスの気持ちがあらわれていますね。それではまず、ミセスのこだわりから見ていきましょう! |
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○インテリア | ||||||||
インテリアデザインやコーディネートは女性のこだわり度が最も高い分野のひとつで、女性誌でも取り上げられる頻度が高くなっています。 インテリアコーディネートはプロに依頼して進めるのが理想ですが、今時の住宅購入の中心である特に若い世帯ではそこまで予算が割けないなど、いろいろな事情があると思います。そんな時でも「おうち*くらぶ」をはじめとして色々なサイトや雑誌などを参考にしながら、トータルでバランス良く決めたいものです。 「おすすめインテリア」では、北欧デザインなど様々なスタイルをご紹介してきましたが、インテリアも人それぞれ好みがあるものです。自分と家族が居心地のよいインテリアにすることも大事ですし、お友達などが訪ねて来た時にさりげなくセンスがある事をアピール出来るとちょっとうれしくなりますね! |
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○水周り | ||||||||
水周り、特にその中でもキッチンはミセスの思い入れのある場所ですが、既に何回かこのコーナーでも取り上げていますので、今回は洗面・トイレについて簡単に触れてみます。 洗面・トイレはママ友や女性のお客様が見えた時に厳しくチェックされます。 リビングダイニングよりもむしろ普段は見えないトイレ・洗面の方がその人のセンスやキレイ度を判断されてしまいます。 「身だしなみのセンスは今ひとつだと思っていたけど・・・意外とセンスがあって見直した」と株を上げる場合と反対に「リビングダイニングはキレイにしているのに見えないところは手を抜くのね・・・」と判断されたりするので要注意ですよ! |
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○家族のコミュニケーション | ||||||||
常に家族の健康を考えたり、子どもの教育を心配するミセスの関心が高いのが家族のコミュニケーションの取り方です。 |
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○住宅の構造性能面は・・・・ | ||||||||
住宅を建てようと考えているミセスのみなさんは住宅の事について雑誌やネット等で非常によく勉強されていますが、逆に建物の構造や性能面は苦手という方もいらっしゃいます。 |
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■夫のこだわり・・・ | ||||||||
さて、「夫のこだわり」と見出しをつけたものの、家で過ごす時間が少ない男性諸氏は上述のように住宅そのものに感心が少ない方も多く、「書斎があればいい」「自動扉付きのカ−ポートがあればいい」「シアターリビングにしたい」といったあまり生活観のない、「こだわり」というより多少の願望を語る方が多いような・・・そんな感じがします。 最近の若い旦那様方は、オジサマ方に比べ、こだわりや自分のスタイルを持っている方も増えて明確に意見を述べる方も多くなって来ましたが・・・・ 使われない書斎にしないために さて、旦那様サイドの要望の定番のひとつ「書斎」ですが・・・寝室に付属させて計画する1坪程度のスペースは半年も経つと物置と化してしまう事もしばしばです。 そんな事にならないためにも、ひと工夫した書斎を計画してみてはいかがでしょうか?例えば、左写真の書斎は、リビングの上の2階回廊部分に設けた隠れ家的なスペースです。 |
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■要望は事前にキチンと調整しておきましょう | ||||||||
奥様同席の元、旦那様主体で間取りや設備などを決めて行って、順調に計画が進んでいるものと思っていたら奥様の意見が全く反映されていないで、そういった打合せの仕方に奥様が不満を募らせて怒りが爆発してしまった・・・という事例もありました。 そんな事にならないように・・・住宅メーカーの営業マンや設計士さんと打合せをする前に夫婦それぞれで住宅に求める優先度を確認するチェックシートを作って、お互いが何を優先させようとしているのか確認しておくことをお薦めします。 打合せの時に人様の前でいがみあったりする事を防ぐ意味でも、チェックした内容にもとづいて要望についてよく話し合っておきましょう。 「おうち*スクール」でも触れていますが、大学ノートなどに建てたい住宅の全体のイメージをまとめてみる事をお薦めします。 |
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家の中で夫婦の役割が違うように、家を計画するときにもそれぞれ役割が違うものです。まずはお互い何を考えているのかしっかりチェック。その上で、それぞれの得意分野を活かして計画をすすめ、楽しい住まい作りに取り組んで下さい。 |
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※写真はイメージを含みます。必ずしも説明文と一致するものではありません。 ※申し訳ありませんが、記載された住宅の設計についてのご質問や個別の住宅設計のご相談には応じかねますので予めご了承ください。 |
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