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おうちを考える:think about home木の家に住む 研究所スタッフ:一級建築士・ケイ先日、設計の打合わせで久しぶりに北陸は金沢に行ってまいりました。JR金沢駅の駅前に写真のような木の門が完成していて、凄く驚きました。最近は公共のしかもこんな大きなものにも木が使われるようになっているんですね。
「木の家」は人や自然にやさしい
イメージ写真 木には、触り心地の良さというものがあります。
夏でも熱くなく、かといって冬でも冷たくなく、丁度良い温もり感があります。
これは、木の細胞に熱を伝えにくい空気が入っているからで、鉄やコンクリートだとこうはいきません。

住宅を建てるために木を切ってしまうと地球温暖化への影響があるのではないかとお思いの方もいらっしゃいますが、ご心配なく。
木は年をとると余り光合成を行なわなくなり、二酸化炭素の処理量が減ってしまいます。
そういう木を切って、また若い苗木を植える事で二酸化炭素低減に貢献する事も出来るのです。
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木にこだわりたい人が増えている
健康への配慮を考えて自然素材や天然素材を使った住宅へのニーズが高まっています。

少し前になりますが、我々の研究所で「住宅を建てる際に建材・内装材などの素材についてこだわりたい点は?」という調査した結果、「自然素材・天然素材の使用」「安全・健康」「木材の使用」などが上位にあげられました。

グラフイメージ写真
例えば、床材として近年人気の無垢フローリングはスリッパを脱いで裸足で歩いた時の感覚も非常に良く、また身体(ひざ)に対する負担も少ないそうです。【写真1】
見た目のぬくもりや安らぎ感はもちろんのこと、手で触ったり足で触れたときの感触は多くの人に好まれるものです。
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「木は生き物」
木は生き物です。
住宅に使われても、呼吸をしています。

木には湿度が高くなると湿気を吸い、湿度が低くなると湿気を外に出す、そんな働きがあります。自然素材だからこその調湿機能が室内の湿度をバランス良く保ち、心地よい室内環境を保ってくれるのです。※

木の色は暖色系で見る人に温もり感を与えます。
下の写真は構造材である柱、梁をあらわしにして木造住宅の木の温もり感を演出した例です。

イメージ写真【写真2】

【写真2】【写真3】は吹き抜けのあるリビングと和室で本来天井の中に隠れてしまう梁を見せる事で、力強さと温もり感を演出し、住む方に安心感を与えます。
  イメージ写真【写真3】
人間も自然の一部。
土や木に接していると安心する、一種のヒーリング効果があるのですね。


※気象条件により特に冬季の乾燥期には室内が過乾燥になる場合があります。その場合は加湿器等を使い湿度が下がる事を防ぐ必要があります。
また、乾燥により柱・梁に割れが発生することがあります。


また仕上げ材に「木」を効果的に使う事で、構造に使った場合とはまた違った印象を与える事が出来ます。
下の【写真4】はリビングの一部の壁と勾配天井を無垢の杉板で仕上げた例です。
ポイントとして杉板を使う事で、ともすると冷たく緊張感のある空間になりがちなシンプルモダンのインテリアともうまく調和し、心地よい生活空間とする事が出来ます。

木の節や木目模様・色が、シンプルモダンのインテリアに使用されるアルミやガラスといった素材が目に与える刺激を和らげる効果があるのだと言われています。

イメージ写真【写真4】   イメージ写真【写真5】

【写真5】は小屋裏部屋ような書斎の勾配天井に、同じく無垢の杉板を貼った例で、狭いながらも、木の感覚が何故かほっとする空間を作り出しています。
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「木の家」には和テイストの外観が良く似合う
【写真6】は写真1、2、3、の住宅の外観です。
【写真7】は同じテイストでデザインした平屋の住宅です。
やはり「木の家」には、「和」のテイストの外観が良く似合うと思いますが、皆さんどう思われますか?

外まわりには耐久性の高い化粧材を使用していますので、写真の建物の外部には本物の木は使っていませんが、木の家ならではの力強さと優しさを表現したつもりです。

プレミナ:イメージ写真 プレミナ平屋:イメージ写真
【写真6】 【写真7】
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「木の家」について、如何でしたか?
今回はインテリア特集でも、コーディネーター・ミキがまた違った視点で木のインテリアについて書かせていただいていますので、そちらもご覧下さい。
木の家に関する皆様のご意見をお寄せ下さい。

※写真はイメージを含みます。必ずしも説明文と一致するものではありません。
※申し訳ありませんが、記載された住宅の設計についてのご質問や個別の住宅設計のご相談には応じかねますので予めご了承ください。
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