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おうちを考える:think about home
おうちにアートで潤いを
スタッフ 一級建築士 ケイ

さて、おうちに絵でも飾ろうか!、と思い立って
インテリア関係の雑誌などを読んだりすると・・・
「リビングでは座った時の目線が絵の中心になる
ように・・・」、「狭い幅の壁には縦長の額を・・・」など、
絵の掛け方の解説や手法から入るものが多くて、
飾る事で楽しい空間を作る、潤いのある生活を送る、
といった側面がお留守のものが多い気がします。
今回は、お気に入りの1枚(2枚でも3枚でもOKです)の
アートを飾って楽しく、アートを飾った空間にいる事が
楽しくなるような、今回はそんな肩の力を抜いた
提案です。
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■楽しく飾りましょう

日本では、これぞ!という絵画を荘重にリビングに飾ったり、人が来た時に重み付けするために玄関に高価なアートを飾ったり、そんな「歴史」があったせいかまだまだアートを楽しむ習慣が根付いていないように感じます。

数年前、アメリカ西海岸のモデル住宅に行った際の写真をご紹介します。
こんな飾り方もあり?というものも含まれています。
ハリウッド映画などでもお馴染みの・・・、壁一面に家族の写真などが飾られているのを見たことがあるかと思いますが、国民性なのか?、沢山の絵が時に整然と、時に乱雑と思えるくらいに飾られていた
住宅もみられました【写真1〜4】。
写真1   写真2
【写真1】 【写真2】
写真3
【写真3】
  写真4
【写真4】
絵の飾り方のいろはの最初に出てくる定番・・・【写真5、6】は壁に寄せたソファとアートの関係がわかる写真です。
楽しく飾るとは言いつつも、やはり基本のルールはキチンと押さえておきたいもの。
この住宅の場合も、ソファの中心と絵の幅方向の中心は合わせて、さらに絵とソファの張地、クッションなどの色と合わせてさし色にして、部屋全体のイメージがバラバラにならないよう統一感をとっています。
【写真6】は、リビングテーブルの上の小物との調和を考えたコーディネートをしていますね。
写真5   写真6
【写真5】 【写真6】

次は応用編。
ダイニング壁のニッチに小さな額を集中させて、
さらに壁面のカラーを変える事で全体で1つの
アートに見えるように飾った例です【写真7】。

6枚のアートは同じシリーズ、同じフレームを使う
事で、部屋の雰囲気を壊さないよう気を使って
います。
なかなか、おしゃれですね。

  写真7
【写真7】
写真8  
写真9
【写真9】
照明のスイッチなどがある壁には、アートを飾る事を 躊躇しがちですが、【写真8、9】ではそれらを上手 に避けながらバランス良く配置をしていま
す。
ルールに縛られない、こんな飾り方もあります・・・ 面白いですね。
【写真8】

最後に階段シリーズです。

【写真10】のように、日本でも踊り場に
絵を掛けているお宅を目にすることが
あると思いますが、【写真11〜14】では自由に、時に乱雑に階段部分の壁に飾っています。
ミュージアムのようでもありますね。
【写真11、12】は同じ住宅のアングル
違いですが、アートと写真がフレーム
違いで飾られていますがとても楽しい
感じがします。

  写真10
【写真10】
写真11   写真12
【写真11】 【写真12】
写真13   写真14
【写真13】 【写真14】
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最初のイメージ写真と右の写真は私ども「おうち*くらぶ」でプロデュースしたモデルハウスのリビングダイニングの写真ですが、少し肩の力を抜いたコーディネートで楽しい雰囲気を出すように心がけました。
いかがでしょうか?

こんな不景気です、せめておうちの中では楽しくなるよう、
直感的に自由に楽しくアートを飾って、生活に潤いを持た
せて下さい。

 

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