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おうちを考える:think about home「オープンプランニング」 研究所スタッフ:一級建築士・ケイ以前に紹介させていただきましたが、私たち「住まいづくり研究所」のスタッフも参画して計画していた住宅が、めでたく 11月に完成しました。場所は日本海側のとある分譲地です。昨年10月から企画をはじめ、その企画案を元に12月には協力してくれた資材メーカーの企画担当者の方達と住宅購入に意欲的な奥様達と理想の住宅についてのべ12時間ものグループヒアリングを実施、さらに、みなさんからいただいたご意見などを取り入れながら設計させていただきました。言わば、「おうち*くらぶのおうち」です。
外観
外観は木質感を大切にしながら、水平ラインを強調して「和の趣き」と「モダンデザイン」とを併せ持ったデザインにしました。 スタイリッシュなシンプルモダン一辺倒だったここ数年のデザインの流れから、ナチュラル感、木質感を融合したやわらかなデザインに移行している、そんな流れをとり込んだ外観です。
【写真1】外観
【写真1】外観

大きなバルコニーが特長になっていて、このバルコニーの奥にコート(兼駐車場)があって、 ちょっとオープンカフェ気分でお茶したり、家族でバーベキューを楽しんだり、子供を遊ばせたり、使い方はアイデア次第。

【写真2】リビングとつながったコート(中庭)
【写真2】リビングとつながったコート(中庭)
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オープンプランニング
今回はこの住宅のプランの特長についてお話しします。

ある一定の年齢以上の方は経験がおありだと思いますが、子育てをしている間はその時間が 非常に長く感じられるものですが、終わってみると「子供の成長はすごく早い」もの。

ですから、以外と短いその子供との時間、家族のふれあいは大切にしたいものですね。
この住宅はそんな家族のふれあいが絶えず出来るようにリビング・ダイニング・キッチン、 吹き抜け、コート(中庭)がひとつながりになっている設計をしています。

題して、「オープンプランニング」です。
1Fプラン 2Fプラン
1Fプラン 2Fプラン
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■オープンキッチン
「おうち*くらぶ」で実施したアンケート結果からもわかるように約9割のミセスの方が望まれているというオープンキッチン。

今や定番ですね。
【写真3】オープンキッチン 【写真4】オープンキッチン
【写真3】オープンキッチン 【写真4】オープンキッチン
1Fプラン
日本の主婦は流しに立っている時間が長いと言われています。仕込みをしたり、フライパンと鍋を同時進行で使ったり、小鉢に分けたり、そんな手間隙かかる料理をしていると、どうしてもキッチンでの滞留時間は長くなってしまい、クローズドなキッチンでは孤独がつのってしまいます。

キッチンを中心としたゾーニングをする事で料理・配膳・後片付けが効率的に行なえ、一人にならず家族とのコミュニケーションをとりながら、時には、子供の様子を見ながら楽しく家事が出来ます。
さらにこのプランではキッチンに合わせてダイニングテーブルを造作家具で作って、よりキッチンの近くで食事が出来るようにしてみました。

こんな工夫をする事で、限りあるスペースを効率的に使う事が出来、家事動線も短く済み、何よりもキッチンで働いているお母さん(又はお父さん)を直ぐそばで見ながら、子供は「親を見て育つ」事が出来ます。

このプランでは敷地の制約から「女性の書斎」を設けるスペースがとれなかったので造作家具で作ったダイニングテーブルにちょっと工夫を加えてみました。
【写真5】オープンキッチンからリビング 【写真6】ダイニングテーブルに女性の書斎
【写真5】オープンキッチンからリビング 【写真6】ダイニングテーブルに女性の書斎
ノートパソコンを収納しておけるトレーを設けて、必要に応じて引き出して使えるようにしています。キッチンで炊事をしながら、ネット検索、メールのやりとりを主にする方を対象に作ってあるので、プリンタを多く使う方や本格的にバリバリ仕事をという方にはちょっとこのスペースはきついと思います。

みなさん、いかがですか?
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■ワンルーム設計 1Fプラン
リビング、ダイニング、キッチンを一つながりにして一体の広いスペースにして、その真中にキッチンを据えています。

さらに、吹き抜けとリビング階段を設けて、リビングに広がりを持たせながら2階のパブリックスペースとの一体感を持たせています。

家族みんなが集まる空間に階段を設けることで、お互いの行き来が見える安心感がありますし、外から帰ってきた子供が必ず親のいるLDKを通るため、非行防止の効果もあります。
【写真7】LDKと吹き抜け 【写真8】リビング階段
【写真7】LDKと吹き抜け 【写真8】リビング階段

一昔前の住宅は断熱性が悪かったので、吹き抜けがあると寒いといわれていましたが、この建物は最新の高気密高断熱住宅なので、こんな大きな空間と吹き抜けを作っても寒い思いはしないのでご安心を。
もちろん、空調計画をキチンとする事は必要ですよ。

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まだまだ語りたい事がいっぱいあるおうちですが、この続きは次回。
お楽しみに!

※写真はイメージを含みます。必ずしも説明文と一致するものではありません。
※申し訳ありませんが、記載された住宅の設計についてのご質問や個別の住宅設計のご相談には応じかねますので予めご了承ください。

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