「旦那様の厨房」と言うと、「そばを打つ」「本格的○○料理」と言った難易度の高い料理や「道具」の話になりがちですが、私も子を持つ親として夫としての立場で、常日頃キッチンや料理について考えていることを綴ってみました。 多分、言葉には出さないけれど料理をするみなさんの旦那様も私と同じようなことを考えていることと思います。 |
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妻と外食に出かけると、よく厨房がガラス張りで、料理を作るところを見せているお店を見かけます。 私は、好んでそういうお店には足を運びます。 何を作っているのか、料理の腕はどうか等々見入ってしまい、しばしメニューを選ぶのが遅くなり、叱られます・・・。 こんなお店は、一様に厨房に対してのこだわりをもっています。 例えば、ガスカロリーの強烈なもので、フランベして大きな火をみせたり、石釜を置いてピザを焼いたりして、料理をショーアップして見せています。 運ばれてくる料理がとっても楽しみになりますね! 住宅でもオープンキッチンが少しづつ浸透してきています。(オープンキッチンについては、「オープンキッチン」でご紹介しています。) 私は自分で使ってみて、これはおススメだと思います。 従来のキッチンでは作る側は一人ぼっちになりがちですが、オープンだと会話も弾み、夫婦で、家族みんなで厨房という舞台で主役になれます。 料理に、一味も二味もスパイスが効いて、違ってきます。子供も自然に料理に参加することも出来て・・・、子どもの失敗料理も、また楽しいですよ。 |
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北海道大学に澤口教授という脳の研究をしている先生がいらっしゃいます。 その先生はある本で「脳の成長は8歳までが勝負」、「子供に勉強だけでなく豊かな経験をさせることが、食事と同じく偏りのない栄養をとらせることになる」というような事を書かれています。 オープンキッチンは私が自分で使ってみて、家族みんなで「作って」「見せて」「食する」豊かな経験のためにおススメだと思います。 |
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「旦那様の厨房」という視点からのキッチンは、いかがでしたか? みなさんのご家庭では、旦那様がキッチンに立つことがありますか? こんなことが知りたいといったご意見もぜひ、お寄せ下さい。⇒ご意見メールへ ※写真はイメージを含みます。必ずしも説明文と一致するものではありません。 ※申し訳ありませんが、記載された住宅の設計についてのご質問や個別の住宅設計のご相談には応じかねますので予めご了承ください。 |
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