前回に引き続き、「失敗しない住まい作りのためのポイント」について、今回は残りの5項目について考えます。 |
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まずは経験を積んだ専門家に配置計画も含めて計画してもらいましょう。 |
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ご自分の間取りを考える方もいっらしゃると思いますので、その際の注意点です。 窓は一部屋に二ヶ所作って自然の風が通るようにする事をお勧めします。 |
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■風の流れを考えて間取り作りをした住宅 (シミュレーションソフトで風の流れを再現した例) | ||||
日当たりの効果は窓の大きさや高さなどによって違います(【図2】参照)。 |
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※地域性や敷地周辺の環境にも大きく左右されるので、事前にご自分の敷地のまわりをよく確認し、設計士さんなどに相談しながら進めて下さい。 | ||||
■窓の位置、大きさによる光の届き方の比較 | ||||
■日照を考慮して平面構成を工夫したプラン例 |
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収納には「分散収納」と「集中収納」のふたつの考え方がありますので、用途に応じて使い分けてください。 |
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■大収納「リビング・コンテナ」の例 | ||||
家具レイアウトに必要なスペースは意外と分かり難いものです。
といった事もおこりがちです。 |
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手持ちの家具、これから購入される家具などの家具リストを作成し検討をする事をお薦めします。 |
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一般的に見逃しがちなのが、スイッチ・コンセントなどの取り付け位置です。 |
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家族が健康に暮らせる住宅とは? 断熱性・気密性がきちんと確保されていない住宅では、人のいる部屋だけ暖房しても、暖房をしていない他の部屋は冷えて、結露によるカビ、ダニが発生してしまうと、アレルギー等健康被害を受ける可能性があるので要注意です。 また、このような状態の住宅内では部屋間で極端な温度差 (ヒートショックと言います)の発生が予想されます。 |
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これに対し気密性断熱性の高い住宅では、各部屋間、上下の温度差がほぼ均一になることで結露が防ぐことが出来、健康的な生活を送ることが可能です。 |
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「家族が集うワンルームタイプの大きなLDK」「吹き抜け、吹き抜けに面した階段を設け、子供の気配を感じるリビング」・・・、こんな住宅の写真などが雑誌に掲載されていますが、しっかりとした建築計画と 『高気密・高断熱』技術がなければ実現出来ません。 素敵なインテリアに目を止める前に、是非、建物の性能についても確認をしてみて下さい。 |
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