「夫婦の寝室」についてのアンケート結果発表｜アンケート結果｜ouchi＊club-住まいの情報サイト「おうち＊くらぶ」

住まいづくり研究所では、2006年12月20日より「夫婦の寝室」についてのアンケートを実施し、ご結婚されている女性の方 505名の方がご協力くださいました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

１）	現在のお住まいで、ご夫婦の寝室はどうされていますか？

● 夫婦の寝室は同室 84％
　現状の寝室は、「夫婦二人だけの寝室（同室）」という回答が61％と多く、次いで「夫婦、子どもが一緒（同室）」という回答が23％で、これらを合わせると84％のご夫婦が同室の寝室であることがわかりました。
家族構成別に見ると、「夫婦、子どもが一緒（同室）」という回答は、第一子未就学児層では69％、第一子小学生層では43％、第一子中学生以上の層では 8％となります。一方で、「夫婦二人だけの寝室（同室）」という回答は、夫婦のみの世帯で89％と高くなっており、第一子未就学児層では14％、第一子小学生層では36％、第一子中学生以上の層では62％となっています。
　『家は、まだ子供が小さいから、憧れだった“川”の字で寝てますが…』（静岡県・31歳）、『夫婦だけで寝るのは子供が高学年になるころかな～』（埼玉県・38歳）という声からも、お子さんが小さい間は親子の寝室、子どもが成長するとまた夫婦二人だけの寝室に戻ることが見受けられます。

２）	寝室で睡眠前に主にされるのは次のうちどれですか？



【その他の回答】
【会話】・ボソボソと会話(滋賀県・40歳)/・おしゃべり（岩手県・39歳）/・夫婦での会話(東京都・37歳) 【眠るだけ】・寝室は睡眠時に入るのみ(愛知県・34歳)/・寝室は寝るところなので何もしない(千葉県・36歳) 【ストレッチ・軽い運動】・軽い体操(福島県・42歳)/・軽くストレッチ(福岡県・35歳) 【他】・子どもに絵本を読む(北海道・26歳)

３）	寝室に欲しいものは何ですか？

【その他の回答】

・手元で調光できる明かり（福島県・44歳）
・地震対策で家具は置かない（東京都・40歳）
・リラックスできる何か・・・例えば、明かりとか、置物とか（栃木県・39歳）
・オーディオセット（茨城県・33歳）
・お酒を飲むテーブルとイス（千葉県・33歳）
・簡単に布団を乾燥させる機能（埼玉県・32歳）
・大きな本棚（兵庫県・24歳）

● 睡眠前に寝室で行うことは、読書（42％）、PC（25％）
　睡眠前に寝室で行うことの上位3位は、「読書」（42％）、「PC（インターネットなど）」（25％）、「映画鑑賞」（8％）となりました。
また、寝室に欲しいものとしては、「読書やPC（インターネット）などを行う書斎（デスク）」（34％）、「ホームシアター」（33％）が多くありました。
　『夫婦の寝室は今のところありません。子供達と一緒に寝ているからですが、新築の際に「寝室＝ただ寝るだけの場所」としてしまったのが間違いだったかなぁと思います。寝るまでの時間を楽しめる場所としてもっと考えるべきだったと思います。』（福島県・34歳）
　このような声からも、寝室はただ眠るだけというよりも、心と体をリラックスさせ、読書やPCなど思い思いのひとときを過ごす場所としてのニーズもあることが伺えます。

４）	特集でご紹介した寝室スタイル“セパレート寝室”についてどう思いますか？

【“セパレート寝室”についての自由回答】

● “セパレート寝室”を採用したいミセス 50％
　特集で提案した新しい寝室スタイル“セパレート寝室”については、自由回答でも多くの意見をいただきました。『今まで夫婦の寝室というと別々や同室しか無いものだと思っていたのでセパレート寝室を今回知って、とても共感がわきました。』（群馬県・38歳）『セパレート寝室、衝撃的でした。』（愛知県・33歳）『セパレート寝室という言葉も聴いた事がなく最初は夫婦の危機を連想してたけど、子供がある程度成長すれば、ベッドは別だけど気配を感じる距離の感覚は大事だと思う！』（福岡県・35歳）
　この新しい寝室スタイル“セパレート寝室”について「採用したい」と共感していただいたミセスが50％もいらっしゃいました。採用したい理由としては、「お互いの存在は感じながら、一人でゆっくりできるから」という回答が51％と多く、「生活時間帯が夫婦でずれているから」（28％）、「夫婦で、室内の快適温度が違うから（温度差）」（17％）とつづきます。
　採用したいと思わない理由としては、「夫婦の時間を大切にしたい」（40％）、「二人の方が安心して眠ることができる」（43％）という回答が多くありました。反対に、「別室がいい」という回答もあり、採用したいと思わない理由には二つの見方があることが自由回答からわかりました。