「収納」についてのアンケート結果発表｜アンケート結果｜ouchi＊club-住まいの情報サイト「おうち＊くらぶ」

住まいづくり研究所では、２００５年１２月２０日より「収納」についてのアンケートを実施し、２００６年２月１０日までに、ご結婚されている女性で、お子様がいらっしゃる方７５７名がご協力くださいました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

１）	現在のお住まいの収納スペースは足りていますか？

２）	収納スペースが足りないと思っている方にお伺いします。（室内）どんな収納スペースが足りないのですか？

３）	収納スペースが足りないと思っている方にお伺いします。（室外）どんな収納スペースが足りないですか？

４）	自分は収納上手だと思いますか？

５）	使わなくなった衣類や本は、どのようにしていますか？

６）	リサイクルショップや、フリーマーケットで購入することについては、どのように思いますか？

７）	長期に保存しているが、捨てることができないものはどれですか？

８）	あと畳一畳分スペースがあるとしたら、何に使いたいですか？

９）	あと畳一畳分収納スペースがあるとしたら、どの部屋内に欲しいですか？

１０）	収納スペースがたくさんある家は、いい家だと思いますか？

●物あふれの時代背景が伺えます。
お子様のいらっしゃるミセスの８７％は、「収納が足りない、もう少しスペースが欲しい」と感じていらっしゃいます。
アンケートにお答えいただいた方の声の一部をご紹介します。
・「こどものおもちゃを今は、リビングにおいています。なんだかごちゃごちゃしています。リビングにおもちゃを置く場合のアイデアを教えてください」（愛知県・３２歳）
・「子供が小さいので、物を手の届く範囲においておくと全て出されてぐちゃぐちゃになります。」(長野県・２８歳）
収納に対する不満の傾向は、リビングなど家族の共有スペースに個人の物（この場合お子様のおもちゃ）があることで煩雑になっている現状に対して収納が足りないと住まいの中で限られたスペースに入りきらないだけの物があふれているという内容が大半でした。

●日々の悩みが苦手意識に変わる。
収納下手と回答いただいた方は全体の４９％と大変高い割合を占めています（収納上手と回答いただいた方は１５％）。
アンケート結果全般に見られる「収納スペースの不足」が大きな要因となっています。みなさんの声でも、「収納の工夫の仕方」「片付け方を教えてください」といったノウハウに関するご要望を沢山いただいております。書店でも収納に関する雑誌は大変多く発行されていることも、こうした悩みを抱えるみなさんの状況を反映しているようです。そうした環境が苦手意識となって現れています。

●リサイクル、フリーマーケットに高い関心
ネットオークション、リサイクルショップ、フリーマーケット等で処分すると回答された方が３７％となっています。寄付をしたりボランティア団体に送られるという回答を寄せていただいた方を合わせると、４１％となります。捨ててしまうと回答された２６％に対して高い比率となっています。また、リサイクルショップ、フリーマーケット等で購入することに対して抵抗があると回答を寄せていただいた方は１３％と少なくなっています。こうしたことから、リサイクルやフリーマーケットに対する関心の高さや生活に身近な内容となっていることが伺えます。