フラワーアレンジメント蘭を使ったフリースタイル｜花のある生活｜ouchi＊club-住まいの情報サイト「おうち＊くらぶ」

彩り豊かな季節のお花で、あなたのライフスタイルをより明るく、華やかに・・・。感性のままにアレンジする、それがフラワーアレンジメントの楽しさです。19世紀イギリスを起源とするフラワーアレンジメントは、やがてヨーロッパ全土に広がり、日本では近年のガーデニングブームとあいまって定着しました。毎回テーマを決めて、フラワーアレンジメントをみなさんにご紹介します。

蘭は高貴なイメージがありますよね。蘭にもいろいろな種類がありますが、一般的で手に入り
やすい蘭といえば「デンファレ」です。アレンジメントにも使いやすい花材ですが、少し入るだけで
豪華な感じに仕上がるので、大切なお客様をお迎えする時や、プレゼントなどにも喜ばれます。
「デンファレ」とは園芸上の通称で、「デンドロビウム・ファレノプシス」が本当の名前です。
ちなみにデンファレの花言葉は「お似合い、わがままな美人」です。

●デンファレ２本
●バラ６本
●SPカーネーション２本
●オンシジュ－ム１本
●ミスティーブルー１本
●レザーファン２本

○オアシス
○アクアコンポート



１）オアシスを水に浸す。 ‐‐ポイント‐‐ 大きめのバケツにたっぷり水を入れ、オアシスを浮かべます。その時、手で無理に沈めてはダメです。自然に空気が抜けて水に沈むまで待ってください。

２）アクアコンポートにオアシスを設置します。 ‐‐ポイント‐‐ アクアコンポートに入る大きさに四隅の角を取り、高さは３ｃｍ出る位にし、お花が挿しやすいように面取りします。

３）蘭（デンファレ）を挿していきます。 ‐‐ポイント‐‐ 今回の花材のメインは蘭（デンファレ）です。デンファレにまず目がいくように、またデンファレが引き立つ配置になるようにイメージします。

４）バラを挿していきます。 ‐‐ポイント‐‐ デンファレを左斜めに下げた感じに配置し、バラは中心から右斜め上に配置し、つながりと流れを出しています。

５）SPカーネーション、オンシジューム、ミスティーブルーを挿していきます。 ‐‐ポイント‐‐ それぞれ花材を小分けにし、隙間を埋めていく感じで挿します。

６）レザーファンを小分けにし、オアシスが見えないように挿します。


デンファレとバラで斜めの流れを出しています。デンファレを引き立たせるために、バラは控えめな薄いピンクをセレクトしました。ミスティーブルーはその名のとおり神秘的な淡い青色が特徴で、全体に妖艶な雰囲気を醸し出してくれます。ピンク系の中に、黄色が鮮やかなオンシジュームがさりげないアクセントとなり、可愛らしさを加味しています。


		←←別のアレンジもご紹介全体的に低めにアレンジしています。レザーファンをオアシス隠しとは別に大きめに使い、緑を活かした少しカジュアルなデザインとなっています。


	蘭（デンファレ）を活かしたアレンジメントにするには、「流れ」が大切です。今回は斜め下に流していますが、コンポートの高さよりも長く流し、チェスト等の縁に置いて、垂れ下がるアレンジも楽しめます。ページトップのイメージ画像のように、吊るすタイプの花器なら、さらに流れや垂れ下がる感じが素敵です。（この場合はオンシジュｰムを垂れ下げています。）花器はなるべくシンプルな形・色を選べば、蘭（デンファレ）の品の良さが引き立ちます。

次回テーマは「テーブルに飾るホリゾンタル」です。どうぞお楽しみに！！

＊＊みなさんからの素敵な作品を募集します＊＊
前回の「生花でつくるクリスマスリース」を参考にドライフラワーでアレンジしてみたミセスの方から作品の写真をいただきましたので、ご紹介しています⇒スタッフルーム

また、新年・お正月用にお花を飾られたお宅も多かったようです。お正月アレンジの作品も募集していますので、お写真をお送りください。作品の応募はこちらから⇒応募の詳細