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身近にある器(花器、コップ、グラス、アルミ缶など)の利用法を学びましょう。
また、1つの花器よりも複数の花器を使うとより多彩なアレンジメントができますので、
ぜひチャレンジしてみてください。
まず、はじめに
1)2つの花器をどのように配置するか考えましょう。
2)2つの花器に花材をどのようなバランスで入れていくかを考えましょう。
アレンジの高さ、幅、分量など
3つ4つと花器を増やしても楽しめるアレンジメントです。
ただし、せっかく複数の花器を使うのだから、それそれ独立した見せ方ではなく、
つながり感やあるいは対で見せるなど、はじめる前に自分が形にしたいアレンジのイメージを決めてください。 |
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●バラ(黄) 6本
●SPカーネーション(2色) 各8本
●スカビオサ(紫) 4本
●ベア−グラス 6本
●きりかとれ 適量
●ナルコユリ 適量
○オアシス
○花器 2つ
今回は白いマグカップを使用 |
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1)オアシスを水に浸す。
-- ポイント --
大きめのバケツにたっぷり水を入れ、オアシスを浮かべます。
その時、手で無理に沈めてはダメです。
自然に空気が抜けて水に沈むまで待ってください。
2)花器入る大きさにオアシスをカットする。
-- ポイント --
高さは花器の口から1cm出るくらいに。
3)ポイントになる花を決める。
その花を中心に他の花を配置。
4)オアシスに刺していく。
-- ポイント --
茎は斜めにカット。
オアシスに刺す部分は1cmくらい。
刺し直しはダメ。
どうしても刺し直す場合は、抜いた茎を再度斜めにカットし、違う場所に刺す。
なるべく中心に固まらないように。
花器の口から出ているオアシスの部分も、お花や葉で隠すように。
お花や葉は出来るだけ高さに変化を持たせる。
5)最後にベア−グラス(細長い葉)を飾る。
-- ポイント --
ベア−グラスはそのまま刺してもよいが、輪にしたり、かるく結んだり、隣の花器に渡らせたりと、自由に軽快に。 |
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SPカーネーション2色をそれぞれの花器に1色つづ(向かって左はピンク、右は赤)、その他のバラやスカビオサや緑は同じ本数ずつを左右対称になるよう配置しています。
ベア−グラスは2本を交差させた形ですが、それぞれ違う交差の仕方にしています。(向かって左は、前面で交差し、ハート風のモチーフに、右は花を包み込むように上部で交差して籠風のモチーフに)また軽く結んで輪を作ったものと、そのままのものも2本づつ左右対称に刺しました。
ベア−グラスを上手く使うと、動きのあるアレンジメントに仕上がります。 |
身近にある器だからこそ、気負わず、生活にお花を取り入れることができます。
チェストや対面キッチンのカウンターの隅にさりげなく・・・。
「飾る」のではなく、毎日の暮らしに溶け込ませる。
それでいて、部屋全体に潤いをもたらして、癒される。
家族が自然と笑顔になります。 |
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次回 VOL.2 テーマは「茎を使って器も作るバラのアレンジ」です。どうぞお楽しみに!! |
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