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生活を華やかにするフラワーアレンジメント 花のある生活:Flower 研究所スタッフ:アヤ彩り豊かな季節のお花で、あなたのライフスタイルをより明るく、華やかに・・・。感性のままにアレンジする、それがフラワーアレンジメントの楽しさです。19世紀イギリスを起源とするフラワーアレンジメントは、やがてヨーロッパ全土に広がり、日本では近年のガーデニングブームとあいまって定着しました。毎回テーマを決めて、フラワーアレンジメントをみなさんにご紹介します。テーマ:基本のアレンジ トライアンギュラー/パラレル
今回は、フラワーアレンジメントの基本の形を学びましょう。
基本の形を覚えておくと、花材や花器を変えたり、
高さや大きさを変えるなどの応用で様々なアレンジが楽しめます。
今回は2つの基本の形、「トライアンギュラー」と「パラレル」をご紹介します。
<トライアンギュラー>
デザイン:三角形に構成されたアレンジメントです。
      (形には正三角形、二等辺三角形、不等辺三角形があります。)
     :180度展開

今回の花料

●バラ(ピンク) 7本
●スプレーカーネーション 1本
●カンパニュラ 2本
●ラクスパー 3本
●ブプレリュ−ム 1本
●レザーファン 2本

○オアシス
○スタンド(プラスチック) 1つ
今回の花料今回の花料
レイアウト見本完成イメージ
※FP(フォーカルポイント)…作品の視覚上および構成上の焦点

1)(1)〜(4)で全体の大きさとアウトラインをとる。
   ポイント:この時点で、大きさと三角形の種類(二等辺、正三角形など)を決めます。
2)(4)のFPの位置を決めます。正面の高さの1/4に配置します。
   ポイント:FPは一番初めに目がいくところなので、それに相応しいお花を選びましょう。
        大ぶりな花や、1本でも存在感のある花が理想的です。
3)(1)(2)(3)(4)およびFPを結ぶラインから出ることなく、残りの花材を挿していきます。
   ポイント:FPに一番初めに目がいくか確認しながら、挿していきます。
4)最後に残ったグリーンでバック処理して仕上げます。

  フォーカルポイントの位置を正しくとることが重要です。
高さのある花材を上手く使い、シャープなイメージを表現します。
スタンドの代わりに、籐の籠や、縦に長い花器を使用してもバランスよく仕上がります。
 
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<パラレル>
デザイン:平行した2本以上のラインを形成するアレンジメントです。
      1980年ドイツで定義されました。構成方向は、水平、垂直、斜めがあります。
     :180度展開

今回の花料

●バラ(白) 7本
●ヒマワリ 2本
●エレムルス 2本
●エキナケア 2本
●水コケ 適量

○オアシス
○直径20〜25cmのお皿
○貝殻 3個
今回の花料今回の花料
レイアウト見本完成イメージ
1)オアシスの厚みを2等分にカットし、お皿にセットする。
2)デザインを考えながら、挿していきます。
   ポイント:葉がたくさん付いている花はある程度葉を間引き、
        まっすぐなラインを出します。
        通常、手前は低く、奥は高くデザインしますが、奥を低くしてもよいです。
        その場合はラインとラインの間から見えるような配置にします。
        なるべく 高低差をつけて、リズム感を表現します。
        Bグループの前方のヒマワリとバラは前方向に斜めに挿しています。
3)オアシスが見えないように、残った葉や、水コケでカバーします。
4)空きスペースに貝殻を添えます。

  和食器のお皿を使用しても生け花のように見えますし、クラシカルな表情になります。
今回は透明のスクエア(四角)なガラスのお皿と、小物に貝殻をあしらって、夏色に。
花材はもちろん、お皿や小物で、季節感のある演出にチャレンジしてみてください。
 

参考
パラレルには「パラレルデコラティーフ・シンメトリー」と「パラレルデコラティーフ・アシンメトリー」の2種類があります。上記は「パラレルデコラティーフ・シンメトリー」で、左右対称形にアレンジし、花材の種類を左右にわけて変化をつけています。
「パラレルデコラティーフ・アシンメトリー」は、非対称形で主に3つのグループにわけてアレンジします。

「パラレルデコラティーフ・アシンメトリー」
次回テーマは「オレンジ色が爽やかなフレンチドーム」です。
どうぞお楽しみに!!
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