今回は、フラワーアレンジメントの基本の形を学びましょう。 基本の形を覚えておくと、花材や花器を変えたり、 高さや大きさを変えるなどの応用で様々なアレンジが楽しめます。 今回は2つの基本の形、「トライアンギュラー」と「パラレル」をご紹介します。 |
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デザイン:平行した2本以上のラインを形成するアレンジメントです。 1980年ドイツで定義されました。構成方向は、水平、垂直、斜めがあります。 :180度展開 |
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●バラ(白) 7本 ●ヒマワリ 2本 ●エレムルス 2本 ●エキナケア 2本 ●水コケ 適量 ○オアシス ○直径20〜25cmのお皿 ○貝殻 3個 |
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1)オアシスの厚みを2等分にカットし、お皿にセットする。 2)デザインを考えながら、挿していきます。 ポイント:葉がたくさん付いている花はある程度葉を間引き、 まっすぐなラインを出します。 通常、手前は低く、奥は高くデザインしますが、奥を低くしてもよいです。 その場合はラインとラインの間から見えるような配置にします。 なるべく 高低差をつけて、リズム感を表現します。 Bグループの前方のヒマワリとバラは前方向に斜めに挿しています。 3)オアシスが見えないように、残った葉や、水コケでカバーします。 4)空きスペースに貝殻を添えます。 |
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参考 パラレルには「パラレルデコラティーフ・シンメトリー」と「パラレルデコラティーフ・アシンメトリー」の2種類があります。上記は「パラレルデコラティーフ・シンメトリー」で、左右対称形にアレンジし、花材の種類を左右にわけて変化をつけています。 「パラレルデコラティーフ・アシンメトリー」は、非対称形で主に3つのグループにわけてアレンジします。 |
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次回テーマは「オレンジ色が爽やかなフレンチドーム」です。 どうぞお楽しみに!! |
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