フラワーアレンジメント生花でつくるクリスマスリース｜花のある生活｜ouchi＊club-住まいの情報サイト「おうち＊くらぶ」

彩り豊かな季節のお花で、あなたのライフスタイルをより明るく、華やかに・・・。感性のままにアレンジする、それがフラワーアレンジメントの楽しさです。19世紀イギリスを起源とするフラワーアレンジメントは、やがてヨーロッパ全土に広がり、日本では近年のガーデニングブームとあいまって定着しました。毎回テーマを決めて、フラワーアレンジメントをみなさんにご紹介します。

１２月に入り、街はクリスマス一色。みなさんのおうちでも、クリスマスツリーを飾ったり、屋外に電飾を施したりと、クリスマスにむけて気持ちもうきうきワクワクしますよね。
クリスマスリースもクリスマスには欠かせない飾りつけのツールの１つですが、市販されているのは造花やドライフラワーのものが一般的です。今回は、贅沢に生花でクリスマスリ－スをつくってみましょう。生花ならではの発色や素材のやわらかさで、とても雰囲気のあるリースに仕上がります。世界に１つだけの手作りリースで、クリスマスパーティーを華やかに演出してみませんか。

●バラ（赤）４本
●ユーカリ１本

●バラ（黄）４本
●ファーガス１本

●クジャクヒバ２本
●トウガラシ１０個

○フローラルテープ１本
○ワイヤー＃２６（ワイヤリング用）

〇ワイヤー＃２０（主軸用）

１)花材をすべて短くカットします。
--ポイント--
クジャクヒバ、ユーカリ、ファーガスは小分けにし、バラは茎を２ｃｍ残してカットします。

２)カットした花材にワイヤリングします。
--ポイント--
＃２６ワイヤーを２０ｃｍくらいにカットします。
ワイヤーのかけ方は、その花材にあった方法でかけましょう。

今回使うワイヤリングの方法をご紹介します。

＜ピアス・メソード＞:バラ
がくや茎の部分に、ワイヤーを横からさしてとめる方法。
ワイヤーをさしたら、茎にそわせて下に折り曲げ、片方のワイヤーで茎に２回くらい巻きつける。
※バラは頭が重いので、＃２０のワイヤーを使用してください。

＜ヘアピン・メソード＞:ファーガス
葉をワイヤーでひと縫いしてから、ヘアピン状に折り曲げてとめる方法。
葉の長さ１/２～２/３上の方に、葉の裏側からワイヤーでひと針葉脈をすくい、ワイヤーの両端を下に曲げ、茎に２回くらい巻きつける。

＜ツイスティング・メソード＞:クジャクヒバ、ユーカリ、トウガラシ
花や葉、小枝の根元にワイヤーを巻きつけてとめる方法。
根元にUピン状のワイヤーをあて、（またはU字をひっかけるところがあれば、ひっかけ）片方のワイヤーで茎に２回くらい巻きつける

３)ワイヤリングしたら、テーピングで仕上げます。 --ポイント-- フローラルテープは引き伸ばすと粘着がでるテープです。斜め下に引っぱりながら、ワイヤーに巻いていきます。

４)リースの主軸をつくります。 --ポイント-- ＃２０ワイヤーを５本まとめ、フローラルテープを巻きます。（大きいリースを作る場合はさらに５本のワイヤーを５～６ｃｍ重ねてつなぎ合わせてテープを巻きます）。

５)４を軸とし、テーピングで仕上げた花材を順番に入れ、テーピングしてガーランドを組んでいきます。
--ポイント--
花材を規則正しく一定の順番に入れたリース、またグルーピングのリースなど、花の配置を考え、仕上がりを想定しながら制作していきます。作りたい形（円形、ハート型など）に主軸を曲げながら、花材を入れていきます。
※まっすぐガーランドを作って、最後に思う形に曲げるとどうしても外周部分はお花とお花の間隔が空いてしまいます。

６)ガーランドがお好きな大きさになったらワイヤーを５～６ｃｍほど残してカットし、断面にフローラルテープを巻きます。

７)巻き始めと巻き終わりを重ねて、ワイヤーで止め、テーピングします。

８)全体の形を整えて、出来上がり。

今回はかなりの時間と根気を必要としたアレンジメントでした。（私の所要時間は３時間でした）しかし、出来上がりの満足度と達成感は、かなりのものです。


	シルバーのリボンを巻きつけて、エレガントなクリスマスリースが出来ました。花材に実ものを入れればクラシカルに、またオーナメントを加えればカジュアルで楽しいリースになります。お部屋の雰囲気やパーティにあわせて花材を選んで、リースを作ってみてください。

次回テーマは「蘭を使ったフリースタイル」です。どうぞお楽しみに！！

＊＊みなさんからの素敵な作品を募集します＊＊
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